Arduinoで楽しむ鉄道模型
                    ~簡単なプログラムで信号機や踏切遮断機を動かす!~ 
                  
                  
                  - 内藤春雄 著
 - 定価
 - 2,838円(本体2,580円+税10%)
 - 発売日
 - 2018.7.25
 - 判型
 - A5
 - 頁数
 - 232ページ
 - ISBN
 - 978-4-7741-9919-1 978-4-7741-9920-7
 
概要
Arduinoはシングルボードのコンピュータで、デジタル・アナログの入出力を行える端子を備え、LEDやスイッチ、センサなどを制御できます。しかもプログラミングが簡単で、マイコン初学者でも取りかかりやすいのが特長です。本書は、鉄道模型をもっと楽しみたいけど、マイコンの知識はゼロ。だけど、信号機や踏切を本物そっくりに動かしたい。そんなチャレンジ精神旺盛な人に読んでもらいたい、入門以前の鉄道模型プログラム本です。
こんな方にオススメ
- Arudinoユーザ 、Arduinoで具体的に何かを作ってみたい人、鉄道模型マニアでマイコンに興味のある人
 
目次
Part. 0 はじめに~Arduinoで何ができる
- マイコンってナニさ?
 - まずは、マイコン以前の話から
 - IDEの構築までの手順
 - BlinkのサンプルスケッチでLEDを点滅させてみよう
 - <製作スタート!>!>Blinkでハザードランプを点滅させる
 
Part. 1 交通信号機をつくろう
- マイコンの言葉なんて慣れてしまえば、かんたん
 - 少しだけスケッチのルールを知ろう
 - 交通信号機のスケッチ
 - Arduinoに書き込む
 - ブレッドボードに配線する
 - LEDについて
 - LEDは小型で長寿命
 - チップLEDなんか怖くない
 - はんだ付けのコツ
 - <製作スタート!>交通信号機をつくる
 
Part. 2 暗くなるとストラクチャーが自動点灯
- 光センサーはレイアウトの必需品
 - 明るさの変化を数字で見る
 - Arduinoがパソコンと対話する
 - “もしも”というArduinoの便利な言葉
 - 数字が大きいか、小さいかで判断する
 - 「〇でなければ、□をしろ」と指示する
 - <製作スタート!>暗くなると屋台の赤提灯がつく
 
Part. 3 2、3、4灯式信号機をつくろう
- 車両の通過を光センサーが感じる
 - 2灯式信号機のスケッチ
 - 3灯式信号機のスケッチ
 - 4灯式信号機のスケッチ
 - <製作スタート!>3灯式信号機と4灯式信号機をつくる
 
Part. 4 踏切遮断器、腕木式信号機をつくろう
- サーボモーターとは
 - サーボモーターを動かしてみよう
 - 遮断機のスケッチを考える
 - <製作スタート!>踏切遮断器、腕木式信号機をつくる
 
Part. 5 踏切警報器をつくろう
- 警報音を出す
 - 踏切警報音をつくる
 - 踏切警報音のスケッチ
 - 光センサーを加える
 - 遮断機の付いた警報器にしてみよう
 - <製作スタート!>踏切警報器をつくる
 
Part. 6 ターンテーブルを動かそう
- ステッピングモーターとは
 - 動かすにはトランジスタアレイが必要
 - サンプルスケッチはどれを使うのか
 - サンプルスケッチのだいたいのイメージ
 - 配線してみよう
 - アナログ値でステッピングモーターの動きを知る
 - <製作スタート!>Nゲージでターンテーブルをつくる
 
Part. 7 自動運転をしてみよう
- Arduinoをパワーパックにしてみよう
 - 自動運転にチャレンジ
 - ポイントマシンを付けてみた
 - <製作スタート!>スイッチバックをつくる
 
Part. 8 500円マイコンをつくってみた
- わずか5点の部品でマイコンをつくる
 - ブートローダが大切
 - 稼働テストをスタート
 - USBでパソコンとつなげてみた
 
Part. 9 パーツや回路のこと
- 回路図の見方
 - 買うのは実店舗か通販か
 
Part. 10 最後に、ちょっとだけ専門用語のこと
- C言語の基礎知識
 - この本で使用したスケッチ