今すぐ使えるかんたん
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FinalCode
- リンクアップ 著
- 定価
- 2,618円(本体2,380円+税10%)
- 発売日
- 2019.12.21[在庫なし]
- 判型
- B5変形
- 頁数
- 192ページ
- ISBN
- 978-4-297-11089-5
サポート情報
概要
パソコン/インターネットの普及により,あらゆるシーンでのデジタル化/ICT化が当たり前となった現在,各種デジタルデータの安全運用の必要性が高まっています。
そこで,ビジネスシーンにおける安全で堅牢なデータ運用を実現するためのツールが「FinalCode」です。「FinalCode」は,重要ファイルを暗号化して,利用状況を追跡,遠隔で削除までできます。
本書は,とくに企業や組織内での安全な情報管理を実現したい方を対象に,「FinalCode」の使い方を基本からしっかりと解説します。
ユーザーやグループを指定したファイルの閲覧・編集,暗号化ファイルの取り扱い,ファイル配布後の運用など,ユーザー視点・管理者視点,双方から説明します。
セキュリティでお悩みの方は,「FinalCode」で万全の情報漏洩対策をしましょう!
こんな方にオススメ
- 企業の情報システム担当者
- 重要な情報の漏洩対策に悩んでいるビジネスマン
- 社外/社内の人たちと安全にファイル共有したい方
目次
第0章 FinalCode入門
Section 01 FinalCodeだからできる高セキュリティなファイル管理・運用
- FinalCodeが必要な理由
- 暗号化によってファイルを守るFinalCode
- パスワードによる暗号化との違い
Section 02 FinalCodeでできる基本的なファイル保護機能とそのしくみ
- パスワードを使わずにファイルを暗号化
- 手元を離れたファイルの追跡
- 渡したファイルをあとから削除
- フォルダーごと暗号化するセキュアコンテナ機能
- 暗号化したファイルを復号しても元のファイルは残さない
- FinalCodeにおけるファイル暗号化と復号の流れ
Section 03 FinalCodeが提供する豊富な機能
- FinalCodeで提供される3つの暗号化ファイル
- ブラウザーでファイルを復号する
- さまざまな操作を制限することが可能
- 画面透かしと印刷透かし
第1章 FinalCode Clientをインストールしよう
Section 04 FinalCodeのユーザーを登録する
- FinalCodeの組織とは?
- FinalCodeの管理画面を開く
- 組織を作成する
- ユーザーを作成する
Section 05 FinalCode Clientをインストールする
- FinalCode Clientをインストールする
Section 06 FinalCode Clientでユーザー認証する
- メールアドレスでユーザー認証する
Section 07 FinalCode Clientに複数のユーザーを登録する
- ユーザーを追加する
- ユーザーを切り替える
第2章 ファイルを暗号化してみよう
Section 08 FinalCodeのファイル暗号化の基本を確認する
- ファイル暗号化の基本的な流れ
- ファイルを暗号化する際に設定する項目
- カスタム設定とテンプレート設定
- 暗号化したファイルの形式「FCL」
Section 09 カスタム設定でファイルを暗号化する
- 暗号化の設定を行う
Section 10 テンプレートを用いてファイルを暗号化する
- テンプレートを作成する
- テンプレートを用いてファイルを暗号化する
Section 11 ユーザーごとに異なる権限を設定する
- ユーザーによって権限をカスタムする
- 権限セットを追加する
Section 12 暗号化したファイルに印刷透かしを設定する
- 印刷物に透かし文字を設定できる
- 暗号化するファイルに印刷透かしを設定する
Section 13 暗号化したファイルに画面透かしを設定する
- 画面透かしが有効な場面とは
- 暗号化するファイルに画面透かしを設定する
Section 14 フォルダーを暗号化する
- 暗号化したフォルダーを開くとどうなる?
- フォルダーを暗号化する
Section 15 指定したフォルダーに保存したファイルを自動で暗号化する
- ローカルフォルダー自動暗号化機能のしくみ
- 自動暗号化フォルダーを設定する
Section 16 複数フォルダーに自動暗号化を設定する
- 自動暗号化フォルダーを追加する
Section 17 FinalCode Clientのオプション設定を確認する
- 「オプション設定」画面の表示
- FinalCode Clientのオプション項目
第3章 暗号化ファイルを閲覧してみよう
Section 18 企業・団体外ユーザーのFinalCode Clientをインストールする
- FinalCode Clientをダウンロード/インストールする
- FinalCode Clientのユーザー登録を行う
Section 19 暗号化されたファイルを閲覧する
- FinalCode Clientでファイルを復号する
Section 20 暗号化されたフォルダーを復号する
- FinalCode Clientでフォルダーを復号する
Section 21 FinalCodeエクスプローラーでファイルを操作する
- FinalCodeエクスプローラーで暗号化フォルダーを参照する
- 暗号化フォルダーの中にフォルダーを作成する
- 暗号化フォルダーにファイルを追加する
- ファイルを移動/コピーする
Section 22 元ファイル/フォルダーを取り出す
- 暗号化されたファイルの元ファイルを取り出す
第4章 暗号化ファイルを管理してみよう
Section 23 FinalCodeの管理画面にログインする
- 管理画面にアクセスする
Section 24 管理画面へアクセスするパスワードを設定する
- パスワードを設定する
Section 25 暗号化したファイルやフォルダーのログを検索する
- 渡した暗号化したファイルの利用状況を確認する
- 暗号化したファイルやフォルダーのログを検索する
- 追加条件で検索する
- 追加条件で表示される項目
- アクセスログ検索で条件指定してログを検索する
Section 26 暗号化したファイルの権限を変更する
- ファイル/フォルダーの権限を変更する
Section 27 送付したファイル/フォルダーを削除する
- リモートで暗号化ファイルを削除できる
- リモートでファイル/フォルダーを削除する
Section 28 暗号化に利用するテンプレートを作成・編集する
- テンプレートを新規に作成する
第5章 利用シーンに合った暗号化ファイルを使ってみよう
Section 29 ブラウザーで暗号化ファイルを復号する
- FinalCode Clientを使わずに復号できるブラウザービューファイル
- ブラウザービューファイルでの閲覧者の制限
- ブラウザービューファイルで設定可能な操作権限
Section 30 カスタム設定でブラウザービューファイルを作成する
- ブラウザービューファイルを作成する
Section 31 テンプレートを用いてブラウザービューファイルを作成する
- テンプレートを作成する
- テンプレートを利用してブラウザービューファイルを作成する
Section 32 ブラウザービューファイルを閲覧する
- ブラウザービューファイルの内容を表示する
Section 33 ブラウザービューファイルを自動で作成する
- 自動暗号化フォルダーを設定する
Section 34 FCLファイルをブラウザービューファイルに変換する
- ブラウザービューファイルに変換する
Section 35 透過暗号機能を利用する
- 作成したファイルを自動で暗号化する
- 情報漏洩対策として有効な透過暗号機能
- 透過暗号ファイルに対応したアプリケーション
- 透過暗号機能はユーザーのトレーニングが不要
Section 36 透過暗号を設定する
- 透過暗号機能を設定する
- クライアントで透過暗号機能を有効化する
Section 37 透過暗号ファイルの権限変更を申請する
- 権限の変更を申請する
Section 38 透過暗号ファイルの権限変更申請を承認する
- 管理画面にログインする
第6章 FinalCodeを管理しよう
Section 39 管理者によるテンプレート設定を行う
- 管理者がテンプレートをまとめて設定する
- 個人テンプレートを管理する
- 共通テンプレートを作成する
- 個人テンプレートを確認する
- ブラウザービューファイルのテンプレートを管理する
- 共通で利用する透かしパターンを作成する
- 画面透かしパターンを作成する
- 共通テンプレートやブラウザービュー共通テンプレートをユーザータイプに割り当てる
Section 40 FinalCodeのユーザーや組織を管理する
- FinalCodeのユーザーを管理する
- 組織へのユーザータイプの割り当て
- FinalCodeのシステム権限レベル
- ユーザーを設定する
- ユーザータイプを設定する
- ユーザータイプを編集する
Section 41 FinalCodeの詳細を設定する
- システムパラメーター設定
- メールテンプレート設定
- クライアント自動アップデート設定
- 外部サービス連携設定
- プリンター制御設定
- IP制限設定
- デバイス制限設定
- 企業ドメイン設定
- アプリケーション制御設定
- KMS設定
付録 FinalCode 便利な拡張機能
Section 42 Box連携機能
- Box連携オプションの概要
- コラボレータと連携する
- FinalCodeを利用してBoxで暗号化を行う
- Box連携を利用するための管理者側で設定する
- Box連携のライセンスを認証する
- FinalCode for Boxで管理する
- ユーザーがFinalCode for Boxを利用する
- Box上のファイル/フォルダーを暗号化/解除する
- フォルダーの自動暗号化を行う
- Box Editで閲覧する
- オフライン環境での閲覧
- 設計図書やモデリングファイルを安全にやり取り
- APIを用いて外部システムとの連携を実現
- Android/iPhoneで暗号化ファイルを復号
- オンプレミス版とクラウド版の違い