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補足情報
ASCシミュレータ&アセンブラシステムについて
(2022年7月15日更新)
概要
ASCシミュレータ&アセンブラシステム(以下「ASCシステム」という)は、本書の付録1で定義したモデルコンピュータASCの命令セット(図11-2)に対するシミュレータとアセンブラからなるシステムです。
シミュレータは、付録1で定義した命令サイクルを忠実に実現しています。通常のコンピュータのように停止命令(HLT)まで連続実行もできますが、しくみの理解を深めるため、機械命令単位あるいは状態単位のステップランにより、きめ細かに動作を制御して画面で見ることができます。
アセンブラは、第9章で定義したアセンブリ言語の仕様に沿って記述したプログラムを機械語に変換します。
ASCシステムのダウンロード方法
ダウンロード
- 以下のURLにアクセスしてください。
https://github.com/ mj-hd/ ASC-Simulator-and-Assembler/ releases/ latest - 「Assets」の下にある「ASC.vXX.zip」(“XX”は最新のバージョン番号を表す)をクリックすると、ダウンロードを開始します。
ASCフォルダの内容
ダウンロードした「ASC.vXX.zip」ファイルを解凍すると、ASCフォルダが表示されます。
ASCフォルダには、ASCシミュレータとASCアセンブラの2つのシステムのほかに、ASCアセンブリ言語によるサンプルプログラムの説明(サンプルプログラム自体はサブフォルダsample内にある)およびシステム全体の説明書が含まれています。
プログラムの使用時に、不明な発行元に対する警告が出たら[はい]や[実行]をクリックして、PCへの変更を許可します。
サンプルプルグラムについて
サンプルプログラムには、本書の第2、8、9章などで一貫して使用している「1+2→3」のプログラムをはじめ、乗算、階乗、除算、平均、ビット計数など、多様なプログラムが含まれています。簡単な命令セットでも工夫次第でいろいろな計算ができることを理解していただければ幸いです。
併せて、何か意味のあるプログラム作りに挑戦し、その成果を寄せていただければ、このサンプルプログラムに追加したいと考えています。