Figmaデザイン入門 〜UIデザイン、プロトタイピングからチームメンバーとの連携まで〜
- 綿貫佳祐 著
- 定価
- 2,860円(本体2,600円+税10%)
- 発売日
- 2023.2.8
- 判型
- B5
- 頁数
- 240ページ
- ISBN
- 978-4-297-13378-8 978-4-297-13379-5
概要
話題の「Figma」を短期間で使いこなす!
リモートワークのような働き方が普及するとともに、チームメンバーとのコミュニケーションの重要性は増しています。そんな中で注目を集めているのが、Webブラウザ上で動くインターフェースデザインツール「Figma」です。
- 「オンライン上でチームメンバーが集まり、同じデータを見ながら意見を出し合って、その場でデザインをアップデートできた」
- 「URLを共有してホワイトボードとして使用することで、オンラインでの活発な議論につながった」
Figmaはオンライン上でリアルタイムに共同編集ができるため、このようなチームメンバーとのコラボレーションが実現します。データはブラウザ上で確認できるので、動作環境を選びません。特定のソフトウェアをインストールしていないメンバーが閲覧できないという心配もありません。デザイナー向けの豊富な機能はもちろん、デザイナー以外のメンバーがデザインに関わるときに便利なプロトタイピングやバージョン管理、コードの出力など、さまざまな機能が備わっています。
本書は、注目のFigmaの入門書です。デザインはもちろん、その前段階であるWebページの設計図やサイトマップの作成、コーディングの準備、要件定義といった場面で活用する方法を解説し、オンラインホワイトボードのような便利な機能も紹介します。使用頻度の高い機能を優先的に解説し、難しい機能や細かいオプションはできるだけ省略していますので、初心者の方でも気軽にFigmaを学ぶことができます。
こんな方にオススメ
- Figmaに興味はありつつも、まだ使ったことのない方
- デザインを始めてみたいけど、どのツールを使えばよいのかわからない方
- デザイナーとの連携をもっとスムーズにしたいと思っているエンジニアやディレクター
目次
- はじめに
chapter 1 Figmaを使う前に
- 1-1 アカウントの作成
- 1-2 Figmaのデータ構造
- 1-3 Figmaのファイルブラウザ
- 1-4 Figmaのプラン
- 1-5 ブラウザ版とアプリ版のちがい
- 1-6 チームに導入するまでのコミュニケーション
chapter 2 Figmaの基本操作
- 2-1 画面の説明
- 2-2 見本ファイルを複製する
- 2-3 ファイル内に新規ページを作成する
- 2-4 1ページ目 ~枠の作成・画面の操作・オブジェクトの複製や整列・レイアウトグリッドについて~
- 2-5 2ページ目 ~オブジェクトの操作・リスト形式のテキストについて~
- 2-6 3ページ目 ~表組みの再現・画像の配置について~
- 2-7 4ページ目 ~楕円・多角形・矢印ツールについて~
- 2-8 5ページ目 ~ペンツール・星ツール・レイヤーの操作について~
chapter 3 UIデザインを作る
- 3-1 UIデザイン用の見本ファイルを複製する
- 3-2 新規ページを作成する
- 3-3 ログイン画面を作成する
- 3-4 ホーム画面を作成する
- 3-5 色や文字の設定を管理するスタイルの作成
- 3-6 UIパーツを再利用するコンポーネントの作成
- 3-7 通知画面を作成する
- 3-8 DM画面を作成する
- 3-9 UIデータを共有する
- 3-10 デザインコラボレーションのための機能
- 3-11 スタイルやコンポーネントをまとめて管理するチームライブラリ
chapter 4 プロトタイプを作る
- 4-1 基本的な機能
- 4-2 発展的な機能
chapter 5 デベロッパーハンドオフ
- 5-1 実装者へのファイル共有
- 5-2 編集者と閲覧者のちがい
- 5-3 インスペクト
- 5-4 コメント
- 5-5 エクスポート
chapter 6 Figmaを中心としたチーム全体でのコラボレーション
- 6-1 具体的なUIを作る前のコラボレーション
- 6-2 デザイナーだけで使わない Figmaの機能を最大限活かすために
- 6-3 Figma コミュニティ
- 6-4 他のアプリケーションとの連携
- 6-5 Figma 公式からの情報収集
- おわりに
プロフィール
綿貫佳祐
Qiita株式会社デザイナー。1993年愛知県生まれ。名古屋学芸大学を卒業後、2017年に株式会社エイチームに入社。複数のサービスにおいて設計から実装まで広く手がける。2020年よりグループ会社のQiita株式会社に所属。Figmaを中心にして社内のデザインシステムを整備し、現在も拡張しつつ運用中。
2018年頃よりFigmaを使用し始める。ユーザーグループへの所属やWebでの発信、勉強会の実施など精力的に普及を図る。
これまでにFigma関連だけで20以上の記事を発信。
- Qiita:https://qiita.com/xrxoxcxox
- Twitter:https://twitter.com/xrxoxcxox