運用設計の教科書【改訂新版】 
                    ~現場でもっと困らないITサービスマネジメントの実践ノウハウ
                  
                  
                  - 近藤誠司 著
 - 定価
 - 3,080円(本体2,800円+税10%)
 - 発売日
 - 2023.8.28
 - 判型
 - A5
 - 頁数
 - 360ページ
 - ISBN
 - 978-4-297-13657-4 978-4-297-13658-1
 
概要
好評の『運用設計の教科書』の増補改訂版です。近年、ますます定着してきたクラウドサービスやアジャイル開発への対応を強化し、利用者の種類による運用設計の考え方の違いなどを追加。さらにNISC(内閣サイバーセキュリティセンター)やCSIRT協議会などのリファレンスを追加しています。その他、姉妹書である『運用改善の教科書』との連携強化、著者自身が本書を活用して研修やコンサルティングを実施した際のフィードバックを各所に反映した、運用設計ノウハウの決定版書籍となります。
こんな方にオススメ
- システム運用担当者
 - 運用設計担当者
 - インフラエンジニア
 
目次
1章 運用設計とは
- 1.1 運用と運用設計
 - 1.2 運用設計の範囲
 - 1.3 運用設計に大事な「3 つの分類」
 - [Column]今回を機に運用をキレイにしたい
 - 1.4 本書で説明する運用設計のパターン
 - [Column]なぜ、運用設計の専門家は少ないのか
 
2章 フェーズから考える運用設計
- 2.1 プロジェクトの全体像
 - [Column]インフラとはなにか?
 - [Column]アジャイル開発における運用設計
 - 2.2 システム化計画
 - [Column]要件が途中で変わったら
 - 2.3 要件定義
 - [Column]作業工数に管理工数を入れるべし
 - 2.4 基本設計
 - 2.5 詳細設計
 - 2.6 運用テスト
 - 2.7 運用引き継ぎ
 - [Column]運用設計の追加要望
 
3章 業務運用のケーススタディ
- 3.1 業務運用の対象と設計方法
 - [Column]オープンクエスチョンとクローズドクエスチョン
 - 3.2 システム利用者管理運用
 - 3.3 サポートデスク運用
 - 3.4 PC ライフサイクル管理運用
 - [Column]運用項目一覧は運用担当者がやること全部
 
4章 基盤運用のケーススタディ
- 4.1 基盤運用の対象と設計方法
 - [Column]クラウド環境における基盤運用項目の差分
 - 4.2 パッチ運用
 - 4.3 ジョブ/スクリプト運用
 - 4.4 バックアップ/リストア運用
 - 4.5 監視運用
 - 4.6 ログ管理
 - [Column]ログがディスク容量を圧迫した場合の対応
 - 4.7 運用アカウント管理
 - 4.8 保守契約管理
 - [Column]アジャイル開発における業務運用と基盤運用の優先度
 
5章 運用管理のケーススタディ
- 5.1 運用管理の対象と設計方法
 - 5.2 運用維持管理(基準決め)
 - 5.3 運用情報統制(情報選別方法、対応の仕組み)
 - 5.4 定期報告(情報共有)
 - [Column]開発速度向上と運用管理
 
- あとがき
 - 参考資料
 
プロフィール
近藤誠司
1981年生まれ。株式会社K-model代表。運用設計、運用コンサルティング業務に従事。オンプレからクラウドまで幅広いシステム導入プロジェクトに運用設計担当として参画。そのノウハウを活かして企業の運用改善コンサルティングも行う。
著書に『運用改善の教科書 ~クラウド時代にも困らない、変化に迅速に対応するためのシステム運用ノウハウ』(技術評論社)がある。