マイクロサービスなどの分散アーキテクチャやアジャイル開発における設計のアプローチとして、近年注目を集めている「ドメイン駆動設計」。その元となる書籍『エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計』(いわゆる“ エヴァンス本”)は、出版から約20 年経ってもなお「原典」として読まれ続けています。しかし、その独特な用語や抽象的な解説から、設計の考え方や現場への取り入れ方を理解しづらい面もあるでしょう。そこで本特集では、“ エヴァンス本” の要点をかみ砕き、オブジェクト指向、アジャイル開発、分散アーキテクチャとの関係性から、設計の考え方とやり方を解説します。根本の考え方を理解し、現場での実践例を見ることで、設計力アップにつながるでしょう。