ゲームで学ぶPython! Pyxelではじめるレトロゲームプログラミング
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リブロワークス 著
北尾崇 著・監修 - 定価
- 3,080円(本体2,800円+税10%)
- 発売日
- 2025.1.27
- 判型
- B5変形
- 頁数
- 288ページ
- ISBN
- 978-4-297-14657-3 978-4-297-14658-0
概要
ゲーム作りを通じて,楽しみながらPythonによるプログラミングを学ぶことができる解説書です。本書では,2Dゲームエンジンとして世界でも人気を集めている「Pyxel」を使ってゲーム作りを行います。画面にキャラクターを表示したり,アニメーションを表示したりといった作業を行う中で,自然とPythonの基本文法などを身につけられます。書籍の後半ではゲーム作りに挑戦! シンプルなゲームから本格的なゲームまで,プロが手がけた3つのサンプルゲームを題材に,覚えておきたいプログラミングのテクニックやPythonの機能,ゲームならではの処理やアルゴリズム,Pyxelの実践的なテクニックまで学べます。サンプルファイルは書籍Webサイトからダウンロード可能です。
こんな方にオススメ
- Pythonによるプログラミングを学びたい人
- Pyxelを使ったゲームづくりに興味がある人
目次
CHAPTER 1 プログラミングをはじめよう
- 01 Python×Pyxelでゲームを作ろう
- 02 プログラムの開発環境を準備しよう
CHAPTER 2 プログラムを動かしてみよう
- 01 Pythonを対話モードで実行してみよう
- 02 Pyxelのサンプルプログラムを実行しよう
CHAPTER 3 お絵描きプログラムを作ろう
- 01 点と線を描画してみよう
- 02 変数を使ってみよう
- 03 関数で複数のキャラクターを並べてみよう
- 04 繰り返し処理でキャラクターを描いてみよう
CHAPTER 4 アニメーションを作ろう
- 01 アニメーションの基本を学ぼう
- 02 分岐処理を作ろう
- 03 アニメーションを工夫してみよう
- 04 ウサギの数を増やそう
CHAPTER 5 ワンキーゲームを作ろう
- 01 クラスを使ってみよう
- 02 ゲームの初期化処理を作ろう
- 03 画像を表示してみよう
- 04 背景やスコアを描画しよう
- 05 タイトルを表示しよう
- 06 宇宙船を移動させよう
- 07 オブジェクトを配置しよう
- 08 衝突判定を追加しよう
CHAPTER 6 シューティングゲームを作ろう
- 01 機能ごとにクラスを分けてゲームを作ろう
- 02 画面遷移の方法を学ぼう
- 03 ミュージックの再生方法を学ぼう
- 04 自機の移動処理を見てみよう
- 05 敵の出現~移動の処理を見てみよう
- 06 決まった方向に弾を移動させる方法を学ぼう
- 07 ゲームの楽しさが増す衝突判定の作り方を学ぼう
- 08 エフェクトの作り方を学ぼう
CHAPTER 7 アクションゲームを作ろう
- 01 プログラムを複数のモジュールに分けるコツを学ぼう
- 02 辞書を使った画面管理方法を学ぼう
- 03 タイルマップとスクロール処理を学ぼう
- 04 タイルの判定方法を学ぼう
- 05 タイルとの接触処理について学ぼう
- 06 壁のすり抜けを防ぐ押し戻し処理を学ぼう
- 07 ジャンプ処理について学ぼう
- 08 敵の出現処理を学ぼう
CHAPTER 8 作ったゲームで遊んでもらおう
- 01 ゲームを手軽に遊べるようにしよう
プロフィール
リブロワークス
「ニッポンのITを本で支える!」をコンセプトに,IT書籍の企画,編集,デザインを手がける集団。デジタルを活用して人と企業が飛躍的に成長するための「学び」を提供する(株)ディジタルグロースアカデミアの1ユニット。SE出身のスタッフが多い。最近の著書は『60分でわかる!情報Ⅰ超入門』(技術評論社),『自分の可能性を広げる ITおしごと図鑑』(くもん出版),『Copilot for Microsoft 365 ビジネス活用入門ガイド』(SBクリエイティブ)など。
北尾崇
元ゲーム開発者。代表作は『METAL GEAR SOLID』(企画,ムービー制作),『ZONE OF THE ENDERS』シリーズ(メインプログラマー,ゲームデザイン)。現在はテクノロジー・エンターテインメント企業でXR(AR/VR/MR)技術の研究開発を統括。個人では,オープンソースのゲームエンジン「Pyxel」の開発を手掛け,幅広いクリエイターに新たな表現の場を提供している。