図解即戦力
Amazon Web Servicesのしくみと技術が これ1冊でしっかりわかる教科書[改訂2版]

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補足情報

212ページの「EC2インスタンスにはプライベートIPアドレスしか設定できません」という記述に関して説明を補足します。ユーザーの操作が一見パブリックIPも設定できるように見えますが、実際にはできません。本書の記述で合っています。

EC2インスタンスの設定画面には、パブリックIPとプライベートIPを割り当てる項目がありますが、実際にEC2インスタンスに割り当てられるのは、プライベートIPだけです。裏でコッソリ、インターネットゲートウェイが自動で変換してくれています。
これはEC2インスタンスにログインして、Linuxのコマンドを入力して、ネットワークインターフェース(ENI)に割り当てられたIPアドレスをOS上で確認すると、プライベートIPしか設定されていないことが確認できます。
また、AWSの公式ドキュメントにも、次のように記載されています。

・IPアドレスおよびNAT(AWSのドキュメントより抜粋)

インスタンスは、VPCとサブネット内で定義されたプライベート(内部)IPアドレス空間のみを認識します。インターネットゲートウェイはインスタンスに代わって1対1のNATを論理的に行います。そのため、トラフィックがVPC サブネットから出てインターネットへ向かうとき、返信アドレスフィールドは、インスタンスのプライベートIPアドレスではなくパブリックIPv4アドレスまたは Elastic IPアドレスに設定されます。逆に、インスタンスのパブリックIPv4アドレスまたは Elastic IPアドレス宛てのトラフィックは、その送信先アドレスがインスタンスのプライベートIPv4アドレスに変換されてから、VPCに配信されます。

裏で、コッソリやろうがなんだろうが、ユーザーの操作する画面で割り当てられるなら、設定できると同じではないかと思われるかもしれませんが、ここを曖昧にしてしまうと、大規模なシステムや頻繁に中身を変えるようなシステムを組んだときに、「表面上は同じサーバーだが、中身(インスタンス)をコッソリ変えられる)」というElasticIPの特性を生かすことができません。なので、本書では正確に記述するようにしています。