ITセキュリティ・ゼロトラスト概論

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お詫びと訂正(正誤表)

本書の以下の部分に誤りがありました。ここに訂正するとともに、ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。

(2025年10月30日最終更新)

P.15 図「リスクモデル図」

図中の「ある程度の」「可能性×影響」などの関係が不明でした。「導入計画があるor導入完了している」と「脆弱性+重大さ」との関係が不明。「個人/他の組織/国家」の意味が曖昧でした。
図の矢印と凡例を見直し、「ある程度の」「可能性×影響」をリスク評価軸上に明確に接続します。「導入計画があるor導入完了している」は脆弱性の緩和要素として位置づけ、「個人/他の組織/国家」は外部の脅威源を示すように修正します。

P.19 節「定性的なアセスメント」

定性的アセスメントの説明に、半定量的アセスメントの内容(スコアレンジなど)が含まれていました。
スコアレンジに関する記述を削除し、半定量的アセスメントの説明に移動します。

P.22 図「リスクマネジメント階層」

「戦略上のリスク」と「戦術上のリスク」の関係が不明でした。
図の下部に「戦略上のリスク=経営・ポリシー層」「戦術上のリスク=運用・実装層」と明記します。

P.26 節「組織へのアセスメントの適用範囲」

ケース①と②の差異が不明でした。
ケース①を「依存関係のない単独適用」、ケース②を「階層・プロセス間に依存関係のある適用」として明確に記載します。

P.30 本文中

JP-CERT/CC
JPCERT/CC
正式表記に修正します。

P.31 本文中

RISK IQ Community Edition
サービス提供中であるように記載されていました。
RISK IQ Community Edition(2025年1月時点でサービス提供終了)
必要に応じて代替例(Censys、Shodanなど)を補足します。

P.62 RBAC/ABACの説明

「ゼロトラストを理解するための4つの要素」節中に唐突に登場していました。
RBAC/ABACの説明をP.115〜P121「先進認証と認可モデル」節へ移動します。

P.105 図「SASE構成図」

IaaSの矢印がインバウンド方向になっていました。
矢印をアウトバウンド方向に修正します。

P.115 本文中

T2チップ
iPhoneにも搭載されているかのような記載になっていました。
Secure Enclave
「T2チップはMac専用であり、iPhoneではSecure Enclaveが同等機能を担う」と追記します。

P.121 節「認可モデル(RBAC/ABAC)」

RBAC/ABACの説明順序が前後していました。
「認証→認可(RBAC→ABAC)」の順序に統一します。

P.128 図中

SSL/TLSトラフィック複合
SSL/TLSトラフィック

P.163 図「SIEM構成例」

Microsoft Sentinel
Splunk Enterprise

P.238 本文中

AppleBusinessManager
Apple Business Manager

謝辞 氏名表記

大須賀 謙太
大須賀