色塗りワークショップ
~塗りながら、楽しく学べる知識・コツ・考え方
- isuZu 著
- 定価
- 2,200円(本体2,000円+税10%)
- 発売日
- 2025.7.22
- 判型
- B5変形
- 頁数
- 160ページ
- ISBN
- 978-4-297-14976-5
概要
理論より“実践派”のあなたへ!
本書は6つのLessonに分かれ、テーマごとに、実際に手を動かしながらデジタル色塗りの基本を学んでいきます。
6つのLesson
- 塗る順番
- 必須機能
- 色の組み合わせ
- 光と影
- 加工
- 質感表現
色塗りに役立つ便利な機能から、影や光で立体感を出す方法、印象をコントロールするための加工の方法まで、塗って悩んで、試しながら、楽しく身につけていきましょう!
- ※操作画面と解説にはCLIP STUDIO PAINTを使用しています
- ※練習ファイルはclip形式(CLIP STUDIO PAINT)とpsd形式(Photoshopなど)をご用意
こんな方にオススメ
- デジタルイラストの色塗りをこれから始めたい初心者の方
- 色の選び方や組み合わせ方に自信がない方
- 付属の練習ファイルを使って、楽しく学びたい方
目次
Lesson 0 オリエンテーション
- 塗りに使うツールを知ろう
- 色選択のしくみを知ろう
- 色を自分で作れるようになろう
- 練習ファイルを読み込もう
Lesson 1 塗る順番の基本
- 【実習①】ベースを塗る
- 【実習②】影をつける
- 【実習③】光をつける
- 【実習④】濃淡を描き込む
- コラム:「面」の流れを意識する
Lesson 2 必須機能「レイヤー」を学ぶ
- レイヤーはデジタル塗りの必須機能
- レイヤーの基本操作
- 【実習①】レイヤーを参照してベタ塗りしよう
- 【実習②】クリッピングと合成モードで影を塗ろう
- 【実習③】レイヤーマスクで影を修正しよう
- 【実習④】光と模様を追加しよう
- 【実習⑤】色調補正レイヤーで色味を調整しよう
Lesson 3 「色の組み合わせ」を学ぶ
- どんな色で塗ってもホントは自由
- いろいろな色の選び方
- 色塗りの準備:ベースの塗り分け
[淡い色だけで塗ってみよう]
- 組み合わせやすい淡い色
- 【実習①】色を決めやすいパーツから塗ってみよう
- 【実習②】面積の大きいところにメインカラーを置こう
- 【実習③】同じ色を使って統一感を出そう
- 【実習④】背景に色をつけてバランスを探ろう
[強い色だけで塗ってみよう]
- 扱いが難しい強い色
- 【実習①】顔まわりの色を固めよう
- 【実習②】強い色にも合わせやすい色を配置しよう
- 【実習③】強いメインカラーを入れよう
- 【実習④】全体のバランスを調整しよう
- コラム:デジタルイラストは単品で使えるように作成する
Lesson 4 立体感を出す「光と影」を学ぶ
- 光と影に影響を与えるもの
- レイヤーとブラシの不透明度の使い分け
- ベースの塗り分けと色決め
[ふんわり柔らかい影を塗ろう]
- 【実習①】大きめ→細かく、二段階で影を塗ろう
- 【実習②】顔パーツに血色と影を追加しよう
- 【実習③】髪の束感を意識して塗ろう
- 【実習④】服の質感に合わせた影を塗ろう
[光を入れてみよう]
- 光の入れ方:ハイライトと中間色
- 【実習①】肌と顔まわりに光を入れよう
- 【実習②】服に光を入れよう
- 【実習③】塗りと線をなじませよう
- コラム:さまざまな光と影の入れ方
Lesson 5 印象を変える「加工」を学ぶ
- いろいろな加工の方法
[印象を単調にしないために]
- 【実習①】グラデ・ぼかしを使って変化をつける
- 【実習②】服にテクスチャで質感をつける
[大きな影とネオンをつける]
- 【実習①】大きな影をつける
- 【実習②】ネオンの光を追加する
[テクスチャでレトロな質感にする]
- 【実習】イラスト全体にテクスチャを合成する
- コラム:合成モード×フォルダーの注意点
Lesson 6 モチーフごとの「質感表現」を学ぶ
- 質感は光と影で表現する
- 水やガラスの質感
- メタルの質感
- 木の質感
- 毛の質感
- 宝石の質感
- 岩や石の質感
- コラム:モノクロ観察のススメ
プロフィール
isuZu
イラストレーター。カードゲームイラストを中心に、CLIP STUDIO PAINT などのイラストメイキング、書籍の表紙や挿絵、キャラクターデザイン、背景イラストなどを制作。著書に『プロが教える! CLIP STUDIO PAINT PRO の教科書』『「棒人間」からはじめる キャラの描き方 超入門』(いずれも技術評論社)がある。