歴史をたどってしくみを学ぶ コンピュータ入門

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補足情報

ASCシミュレータ&アセンブラシステムについて

概要

ASCシミュレータ&アセンブラシステム(以下「ASCシステム」という)は、本書のコラム「モデルコンピュータの命令とデータの形式」(P.62)において定義したメモリからの読み出し、書き込み、たし算、停止の4命令を含む10命令からなるASC命令セットに対するシミュレータとアセンブラからなるシステムです。

シミュレータは、3.5節の図3.53(P.99)で定義した命令サイクルを忠実に実現しています。通常のコンピュータのように停止命令(HLT)まで連続実行もできますが、しくみの理解を深めるため、機械命令単位あるいは状態単位のステップランにより、きめ細かに動作を制御して画面で見ることができます。

状態単位のステップランを行いますと、3.5節の図3.55(P.100)、図3.56(P.101)に示した読み出し命令の読み出しから実行まで、あるいはAppendix 2(P.228)に示したたし算命令から停止命令までの各命令の読み出しから実行まで(図A.6から図A.13まで)の動作を見ることができます。

アセンブラは、4.2節の図4.5(P.135)に示したようにアセンブリ言語で記述したプログラムを機械語に変換します。アセンブリ言語の仕様は、下記説明に従ってダウンロードするファイル中にある「説明書」の中で詳しく説明していますのでそちらをご覧ください。

ASCシステムのダウンロード方法
  1. 以下のURLにアクセスしてください。
    https://github.com/mj-hd/ASC-Simulator-and-Assembler/releases/latest
  2. 「Assets」の下にある「ASC.vXX.zip」("XX"は最新のバージョン番号を表す)をクリックすると、ダウンロードを開始します。
ASCフォルダの内容

ダウンロードした「ASC.vXX.zip」ファイルを解凍すると、ASCフォルダが表示されます。

ASCフォルダには、ASCシミュレータとASCアセンブラの2つのシステムのほかに、ASCアセンブリ言語によるサンプルプログラムの説明(サンプルプログラム自体はサブフォルダsample内にある)およびシステム全体の説明書が含まれています。

プログラムの使用時に、不明な発行元に対する警告が出たら、[はい]や[実行]をクリックするなどして、PCへの変更を許可します(Windowsによって「PCが保護されました」というメッセージが出た場合は、いったん[詳細情報]をクリックしてください)。

サンプルプルグラムについて

サンプルプログラムには、本書全体を通して一貫して使用している「たし算」のプログラムをはじめ、乗算、階乗、除算、平均、ビット計数など、多様なプログラムが含まれています。簡単な命令セットでも工夫次第でいろいろな計算ができることを理解していただければ幸いです。

併せて、何か意味のあるプログラム作りに挑戦し、その成果を寄せていただければ、このサンプルプログラムに追加させていただこうと考えています。