著者の一言
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土岐孝平(ときこうへい)
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倉林雅(くらはやしまさる)
2026.2.10
2017年前後に、仲間内でアプリケーションを作ろうということになり、認証部分でOpenID Connectを使うことになりました。OpenID Connectについて無知だった私は、仲間との会話についていけず、焦って勉強しました。当時は体系的にまとまった書籍もなく、ネット上の断片的な情報や、固い内容の仕様書から、全体像を自分なりに咀嚼する必要があり苦労しました。そのとき苦労して得た知識を、形にして世の中に提供したいという思いで2021年に電子書籍「OpenID Connect入門」を自主出版し、そこから大幅にアップデートしたのが本書となります。本書は、OpenID Connectの全体像を押さえるだけでなく、アプリケーションのサンプルコードやIdentity Provider(認証サーバのイメージ)の設定画面をふんだんに掲載することで、アプリケーションの具体的な実装イメージが湧くような内容になっています。この1冊さえ読めば、現場の即戦力になれることでしょう。
本書が、読者の皆様の一助となれば幸いです。
土岐孝平(ときこうへい)
1976年宮崎生まれ。大学で情報工学を専攻。卒業後,いくつかの会社で働くが,いづれも上司とぶつかりすぐに退社。しばらく派遣社員としてさまざまな現場を経験したあと,2012年に合同会社 現場指向を設立。Javaをメインとしたアプリケーション開発の支援,教育をしている。
主な著書として,「プロになるためのSpring入門」「間違いだらけのソフトウェア・アーキテクチャ」共著(小社),「ITアーキテクトのためのクラウド設計・構築実践ガイド」共著(日経BP社),「OpenID Connect入門」(Kindle ダイレクト・パブリッシング)などがある。
合同会社 現場指向(げんばしこう)https://www.genba-oriented.com
方法論に固執しない,現場に合わせた実践的なソフトウェア開発を支援する一人社長の会社。研修サービスも提供している
倉林雅(くらはやしまさる)
一般社団法人OpenIDファウンデーション・ジャパン 理事・エバンジェリスト。OpenID,OAuth,パスキー(Passkeys)などの認証・認可技術の普及啓発および教育活動に従事。国内大手インターネット企業において長年,大規模な認証・認可基盤の開発・運用を経験。現在はプロダクトマネージャーとして,安全で利便性の高いデジタルアイデンティティ基盤の構築を牽引している。主な著書として,『パスキーのすべて 導入・UX設計・実装』(当社刊行)がある。
「OpenIDファウンデーション・ジャパン(https://www.openid.or.jp)」
インターネット上での安全なID連携や認証技術であるOpenID技術などの普及・啓発,および技術の国際化を支援している。