Sonic Piではじめる 音と音楽のプログラミング
- 立花宏 著
- 定価
- 2,860円(本体2,600円+税10%)
- 発売日
- 2026.4.14
- 判型
- B5変形
- 頁数
- 192ページ
- ISBN
- 978-4-297-15533-9 978-4-297-15534-6
概要
本書は、音と音楽のためのプログラミング言語「Sonic Pi」の基礎から応用までを網羅した解説書です。Sonic Piは、英ケンブリッジ大学の研究者Sam Aaron氏によって、教育およびライブコーディング(プログラミングによる即興演奏)のために開発されました。Sonic Piは「play 60(中央のドを鳴らす)」という極めてシンプルな記述からはじめられるため、プログラミング未経験者でも無理なく取り組めます。さらに本書は、数学的・科学的なアプローチによる高度な音作りまで、深く学べる内容となっています。
こんな方にオススメ
- プログラミングで音を出してみたい初心者から、ライブコーディングに興味のある中級者まで
目次
第1章 Sonic Piを使う準備をしよう
- 1.1 Sonic Piのインストール
- 1.2 Sonic Piの画面構成
- 1.3 Sonic Piでできること
- 1.4 補足的に使えるアプリケーション
第2章 音を出してみよう
- 2.1 最初の音を出そう
- 2.2 音を順に鳴らそう
- 2.3 音の長さを変えてみよう
- 2.4 かんたんなメロディーを入力しよう
- 2.5 和音の鳴らし方と演奏の繰り返し方
- 2.6 繰り返しと条件分岐を活用しよう
- 2.7 演奏を簡潔に記述しよう
第3章 もっと音楽らしく鳴らそう
- 3.1 音色を変えてみよう
- 3.2 基本的な音色の波形を観察しよう
- 3.3 音の強さを変えてみよう
- 3.4 和音を鳴らしてみよう
- 3.5 音階を鳴らしてみよう
- 3.6 ノート番号を音名に変換するには
- 3.7 ドラムパターンを鳴らそう
- 3.8 ループを並列に動作させよう
- 3.9 in_threadとlive_loopの違い
- 3.10 パートを増やして音楽らしくしよう
- 3.11 すべてのサンプル音を聞いてみよう
- 3.12 特定のサンプル音を活用しよう
第4章 音の実験をしよう
- 4.1 とても高い音と低い音を出そう
- 4.2 逆向きに再生しよう
- 4.3 音を切り刻んで鳴らそう
- 4.4 音をランダムに並べ替えて鳴らそう
- 4.5 自動的に音を切って並べ替えよう
- 4.6 再生速度を変化させよう
- 4.7 ランダムな音程の音を鳴らそう
- 4.8 乱数の種類と性質を知ろう
- 4.9 スケールやコードから音をランダムに鳴らそう
- 4.10 和風の音楽を鳴らそう
- 4.11 コードをストロークやアルペジオで鳴らそう
- 4.12 音をなめらかにつなげよう
- 4.13 小鳥のさえずりを鳴らそう
- 4.14 うなりを聞いてみよう
- 4.15 エフェクトに凝ってみよう
第5章 Sonic Piを使いこなそう
- 5.1 チューニングをA4=440Hz以外に設定
- 5.2 スコープで音の様子を観察しよう
- 5.3 平均律と純正律
- 5.4 無限に上昇し続ける音
- 5.5 作品を録音しよう
- 5.6 円周率πの音楽を作ろう
- 5.7 数値をドラムパターンに変換しよう
- 5.8 ユークリッドリズムを鳴らそう
- 5.9 n平均律音楽を作ろう
- 5.10 データのファイルを可聴化しよう
- 5.11 任意の文字を音として鳴らそう
- 5.12 ADSRパラメータで音のイメージを変えよう
- 5.13 playのオプションの調べ方
- 5.14 ユーザー定義関数を活用しよう
- 5.15 ドラムを徐々に速くしたり遅くしたりしよう
- 5.16 リストとリングを操作するメソッド
- 5.17 跳ねたリズムで演奏しよう
- 5.18 三連符と割り算、有効数字の注意点
- 5.19 絶対音感と相対音感のテストを作ろう
- 5.20 五度圏上のコードでランダムウォークしよう
- 5.21 数値計算の結果を音にしよう
- 5.22 再帰呼び出しで音の樹形図を描こう
- 付録A 他人のプログラムを読んで学ぶ方法
- 付録B シンセ音源一覧
- 付録C サンプル音一覧
- 付録D コード一覧
- 付録E スケール一覧
- 付録F エフェクト一覧
- 付録G 音域、MIDIノート番号、周波数の関係
プロフィール
立花宏
1983年東京都立大学工学部工業化学科卒、同助手、講師、改名による首都大学東京を経て東京都立大学大学教育センター(情報教育担当)教授、同大学院環境応用化学域を兼任、同名誉教授。博士(工学)。
主な専門分野は、化学プロセスのシミュレーション、光化学反応の量子化学計算による解析、人工光合成、オープンソースソフトウェアの化学研究及び情報教育への活用など。
邦楽ジャーナル誌で連載コラムや特集記事を多数執筆。尺八と鼻笛を吹く。