ファーストブックSTEP 身につく 電気数学
- 横川淳 著
- 定価
- 3,300円(本体3,000円+税10%)
- 発売日
- 2026.4.30
- 判型
- A5
- 頁数
- 512ページ
- ISBN
- 978-4-297-15567-4 978-4-297-15568-1
サポート情報
概要
「電気の勉強を始めたい、でも算数・数学が…」そんなあなたのための救世主的一冊!
電気の教科書を開き、数式の多さに挫折した経験はありませんか? 本書は、独学や資格取得を目指しながらも「まずは数学からやり直さないと」と足踏みしている方のための、再挑戦ガイドです。
本書だからできる! 3つのポイント
(1)電気と数学をセットで学ぶから効率的!
「先に数学を数ヶ月やり直してから電気へ……」という苦痛なプロセスは不要です。数学のレベルアップに合わせて電気回路の知識も増やしていける、並行学習スタイルを採用しています。
(2)「暗記」ではなく「イメージ」で理解できる!
公式を丸暗記するのではなく、「電界は坂道のきつさ」「コンデンサはバケツ」といった直感的なイメージを大切にしています。理屈がわかれば、ケアレスミスも自然と減っていきます。
(3)電験三種など、本格的な学習への「橋渡し」に最適!
中学レベルから高校数学まで、電気の計算に本当に必要なポイントだけを凝縮。多くの人がつまずく「複素数」まで最短距離で案内し、専門書を自力で読み解くための揺るぎない土台を作ります。
こんな方にオススメ
- 忘れてしまった算数・数学の知識を一から思い出すところから、電気数学をやりなおしたい方
目次
【第1部 直流回路編】
第1章 思い出そう算数・数学
- 1.1 指数表示のルール
- 1.2 有効数字
- 1.3 有効数字を意識した計算(1):掛け算・割り算
- 1.4 有効数字を意識した計算(2):足し算・引き算
- 1.5 計算と単位
- 1.6 間違いやすい計算規則
- 1.7 1次方程式の解き方
- 1.8 連立方程式の解き方
- 1.9 式の雰囲気をつかむ
第2章 電気のキソはこうなっている
- 2.1 電気の世界を表す用語
- 2.2 電気回路を表す用語
第3章 直流回路で計算してみよう
- 3.1 電気回路の最重要法則2つ
- 3.2 直流回路を中心とした練習問題
【第2部 交流回路編】
第4章 この先必要な数学
- 4.1 関数とグラフ
- 4.2 三平方の定理(ピタゴラスの定理)
- 4.3 三角比
- 4.4 弧度法
- 4.5 三角関数
- 4.6 ベクトル
第5章 交流回路のキソはこうなっている
- 5.1 交流回路の電圧・電流の実効値
- 5.2 抵抗・コイル・コンデンサのリアクタンスとベクトル図
- 5.3 直列時・並列時の電流・電圧を求める
- 5.4 直列時・並列時のインピーダンスを求める
- 5.5 平均消費電力と力率
第6章 交流回路を複素数で計算してみよう
- 6.1 実数・虚数・複素数
- 6.2 複素数平面で「複素数はベクトルだ」を実感!
- 6.3 複素数平面上の極座標は複素数の積・商に最適!
- 6.4 オイラーの公式で積・商をさらに簡単に
- 6.5 オイラーの公式を電気回路に適用する!
- 6.6 消費電力や力率も複素数で計算できるのか?
第7章 もっと進んだ計算をしてみよう
- 7.1 共振を利用して特定の周波数を取り出す・ブロックする
- 7.2 三相交流回路
プロフィール
横川淳
広島県出身。博士(理学)。気象予報士。京都大学理学部卒業、同大学院理学研究科博士課程修了。専門はX線天文学で、新天体を10個あまり発見。広島県呉市の学習塾コムタス進学セミナーにて、中学理科から高校の物理・化学・生物までを指導している。
2008年、北海道大学CoSTEP(科学技術コミュニケーター養成ユニット)修了を機に、「科学の面白さを、日常の言葉で伝える」活動を本格化。中国新聞社「ちゅーピー子ども新聞」ではコラム「おもしろ理科」を創刊号から6年余り担当した。
ブログ「カガクのじかん(kagakunojikan.net)」の運営や、学びを定着させる学習法「ママフク®」の開発などを通して、身近な現象から科学の本質を伝える実践を続けている。
主な著書に『気楽に物理』(ベレ出版)、『身につく気象の原理』(技術評論社)、『僕らは「物理」のおかげで生きている』(実務教育出版)がある。
