はじめてのMicrosoft Power Platform入門 ~ローコード+AIで業務システムを作る
- 小林大輔,井川雅二,福島宇浩 著
- 定価
- 3,520円(本体3,200円+税10%)
- 発売日
- 2026.7.9
- 判型
- A5
- 頁数
- 424ページ
- ISBN
- 978-4-297-15721-0 978-4-297-15722-7
概要
Microsoftが提供するローコード開発プラットフォーム「Power Platform」の入門書です。Power Platformに含まれるDataverse、Power Automate、Power Apps、Power Pages、Power BIの使い方を、以下の要素からなる勤怠管理システムの実装シナリオに沿って解説します。
- バックグラウンド処理(Power Automateのクラウドフロー)
- 社内向けアプリ(Power Appsのキャンバスアプリ)
- 管理画面(Power Appsのモデル駆動型アプリ)
- 社外向けWebサイト(Power Pages)
- 分析レポート(Power BI)
各ステップではPower Platformに組み込まれているCopilotを活用し、画面やフロー、処理のための数式やコードを生成してもらいつつ、生成後に人手でどのようにカスタマイズすれば良いのかの勘所も紹介します。
目次
Chapter 1 CopilotとPower Platformについて
- 1-1 Copilot
- 1-2 Power Platform
- 1-2-1 Power Platform が提供するサービス
- 1-2-2 Power Apps
- 1-2-3 Power Automate
- 1-2-4 Power Pages
- 1-2-5 Power BI
- 1-2-6 Copilot Studio
- 1-3 Power Platform におけるCopilotの活用方法
- 1-3-1 Power Apps
- 1-3-2 Power Automate(クラウドフロー)
- 1-3-3 Power Pages
- 1-3-4 Power BI
- 1-4 本書のシステム開発で必要なライセンス
- 1-4-1 Microsoft 365/Office 365
- 1-4-2 Power Apps 開発者向けプラン
- 1-4-3 Power Automate Premium
- 1-4-4 Power BI 無料アカウント
- 1-4-5 実運用に向けて
Chapter 2 Copilotによる開発と本書で作成するシステムの概要
- 2-1 開発におけるCopilotのユースケース
- 2-1-1 システムの中心となるデータベースの構築
- 2-1-2 バックエンドの自動処理構築
- 2-1-3 社内ユーザーの勤怠情報入力ページ
- 2-1-4 管理部門用の管理ページ
- 2-1-5 社外ユーザーの勤怠情報入力ページ
- 2-1-6 勤怠情報の分析レポート
- 2-2 勤怠管理システムの概要
- 2-2-1 システム概要とユースケース
- 2-2-2 テーブル関連図
- 2-2-3 テーブル設計
- 2-2-4 画面一覧
- 2-2-5 クラウドフロー機能一覧
Chapter 3 Dataverse
- 3-1 Dataverse の基本
- 3-2 Dataverse の主な特徴
- 3-2-1 テーブル
- 3-2-2 カラムとデータ型
- 3-2-3 リレーション
- 3-2-4 キー(代替キー)
- 3-2-5 ビュー
- 3-2-6 フォーム
- 3-3 ソリューション
- 3-4 Power Platform環境のバックアップと復元
- 3-4-1 バックアップ
- 3-4-2 バックアップの復元
- 3-4-3 バックアップの保存期間
- 3-5 [実践]Dataverseで利用可能なCopilotを利用したテーブル作成
- 3-5-1 ソリューション作成
- 3-5-2 テーブルの作成(Copilot 利用の注意点)
- 3-5-3 テーブルの作成(本番)
- 3-5-4 テーブルのカラム作成
- 3-5-5 テーブルとカラムの表示名変更
- 3-5-6 標準テーブルとのリレーション設定
- 3-5-7 テーブルやカラムをのちほど修正する場合
- 3-5-8 Copilotで扱えるデータ型について
- 3-5-9 ほかのテーブルを作成
- 3-5-10 作成したテーブル(カスタムテーブル)同士のリレーション設定
- 3-5-11 作成したテーブルの保存
- 3-5-12 Copilotで作成できないカラムの作成
- 3-5-13 キー作成
- 3-5-14 Copilot活用の注意点と補足
Chapter 4 Power Automate
- 4-1 クラウドフローの基本
- 4-1-1 コネクタ
- 4-1-2 トリガー
- 4-1-3 アクション
- 4-2 ライセンス
- 4-3 Power AutomateにおけるCopilot利用
- 4-3-1 クラウドフロー編集画面
- 4-3-2 Copilotで自動生成可能な内容と必要なカスタムについて
- 4-4 [実践]Copilotを使ったクラウドフロー作成
- 4-4-1 事前準備
- 4-4-2 招待メール送信
- 4-4-3 勤怠レコード登録
- 4-4-4 勤怠アラート通知
- 4-4-5 月次サマリーレコード更新
- 4-4-6 一括承認
Chapter 5 Power Appsのキャンバスアプリ
- 5-1 キャンバスアプリの基本
- 5-1-1 キャンバスアプリ開発における最初の手順
- 5-1-2 アプリの保存と公開
- 5-1-3 アプリ名の設定
- 5-1-4 アプリの再生
- 5-1-5 アプリの共有
- 5-1-6 ナビゲーション設計
- 5-1-7 アプリ初期画面の設定
- 5-1-8 画面の構成要素
- 5-1-9 コントロールの紹介
- 5-2 Dataverse、Power Automateとの接続
- 5-2-1 Dataverse とキャンバスアプリの接続手順
- 5-2-2 Power Automateとの接続手順
- 5-3 関数
- 5-3-1 画面遷移の関数
- 5-3-2 変数やコレクションを操作する関数
- 5-3-3 データ操作の関数
- 5-3-4 フォーム操作で使われる関数
- 5-3-5 条件分岐や繰り返し処理で使われる関数
- 5-4 Copilot で自動生成可能な内容と必要なカスタムについて
- 5-4-1 アプリをゼロから作成
- 5-4-2 コードの提案(プロパティ欄)
- 5-4-3 コードの解説、提案(M365)
- 5-5 [実践]キャンバスアプリ作成
- 5-5-1 作成するアプリの紹介
- 5-5-2 Copilotで土台のアプリを生成する
- 5-5-3 出退勤情報画面のカスタマイズ概要
- 5-5-4 出退勤情報画面のカスタマイズ:ギャラリー
- 5-5-5 出退勤情報画面のカスタマイズ:フォーム
- 5-5-6 出退勤情報画面のカスタマイズ:画面遷移
- 5-5-7 出退勤情報サマリー画面のカスタマイズ
Chapter 6 Power Appsのモデル駆動型アプリ
- 6-1 モデル駆動型アプリの基本
- 6-1-1 Dataverseとの関係
- 6-1-2 アプリで利用できるページの種類
- 6-1-3 デフォルトで利用できるお役立ち機能
- 6-2 モデル駆動型アプリ開発におけるCopilotの活用について
- 6-3 モデル駆動型アプリの編集テクニック
- 6-3-1 ナビゲーション
- 6-3-2 表示するビュー、フォームの指定
- 6-3-3 サブグリッド
- 6-3-4 モデル駆動型アプリから実行するクラウドフロー
- 6-3-5 コマンドバー関数
- 6-3-6 自動保存の停止
- 6-4 [実践]モデル駆動型アプリの作成
- 6-4-1 アプリの新規作成
- 6-4-2 ページの追加
- 6-4-3 ビュー(一覧画面)の作成
- 6-4-4 フォーム(詳細画面)の作成
- 6-4-5 アプリへ作成したビューとフォームを組み込む
- 6-4-6 アプリのメニュー設定(サイトマップ)
- 6-4-7 アプリ起動、フロー実行
Chapter 7 Power Pages
- 7-1 Power Pagesの基本
- 7-1-1 開発ツール
- 7-1-2 Webページとは
- 7-2 Webサイトのアクセスを管理する
- 7-2-1 Webロール
- 7-2-2 IDプロバイダー
- 7-2-3 アカウント
- 7-2-4 サインイン方法
- 7-2-5 サイトの表示方法
- 7-3 Power Automateの呼び出し
- 7-3-1 Power PagesからPower Automateを呼び出すステップ
- 7-3-2 クラウドフローを呼び出すためのWebロールの設定
- 7-4 Copilotで自動生成可能な内容と必要なカスタムについて
- 7-4-1 Webサイトの自動生成
- 7-4-2 フォーム・ビューの生成
- 7-4-3 テキストの生成
- 7-5 [実践]Webサイト作成
- 7-5-1 サイト作成
- 7-5-2 ページ作成
- 7-5-3 各種権限の設定方法
- 7-5-4 ホーム画面
- 7-5-5 出退勤情報一覧(月次)画面
- 7-5-6 出退勤情報(月次)詳細画面
- 7-5-7 追加設定
- 7-5-8 動作確認
Chapter 8 Power BI
- 8-1 テンプレートフォーマットの準備
- 8-1-1 最新のビジュアルの利用
- 8-1-2 テンプレートフォーマットの準備
- 8-2 [実践]レポート作成
- 8-2-1 Copilot へ相談
- 8-2-2 データソース(Dataverse)へ接続
- 8-2-3 ビジュアルの配置
- 8-2-4 ファイルの保存とPower BI Serviceへの発行
プロフィール
小林大輔
キャップジェミニ株式会社所属。Power Platformを用いた業務システム開発に従事し、直近5年間は公共分野におけるPower Pagesを活用したWebシステムの開発を担当。官公庁や独立行政法人といったクライアントならではの要件と向き合いながらPower Platformの各製品を活用した課題解決を通して実装経験を重ねてきた。本書では全体の企画・構成を統括し、共著者2名の執筆をサポートしながら、バックエンドやデータ基盤を中心に解説。趣味はバスケットボールとスノーボードで、最近は息子のミニバスを応援するのが週末の楽しみ。
井川雅二
キャップジェミニ株式会社所属。ITコンサルタントとして、業務効率化やDX推進を目的とした公共分野のPower Platform案件に従事。小林とともに、プロジェクト推進に携わる。Power Apps、Power Automate、Power Pagesを中心に、業務アプリ開発や自動化の領域で、要件整理から設計・開発・テスト・運用まで一貫して担当。環境構築やPower Automate Desktopを用いた自動化にも対応可能。2025年度にはプロジェクトリーダーとして案件を牽引し、進行管理やメンバー育成、顧客との調整を担う。実務を通じて培ったPower PlatformおよびCopilot活用の知見をもとに、本書を執筆。趣味はスポーツ、ポーカー、ギターなど多岐にわたる。
福島宇浩
キャップジェミニ株式会社所属。公共分野を中心に、Power Platformを活用したWebシステムの開発・運用保守に従事。多数の課題解決経験を通じて、とくにPower Apps(キャンバスアプリ)、Power Automate、Power Pagesに精通。日々の開発業務にCopilotを取り入れ、品質向上や効率化を実践し、生成AIの実務活用においても豊富な実績を持つ。本書ではフロントエンド領域を中心に解説。趣味はバスケットボールと将棋。