成果を最大化する インハウス動画制作 スタートガイド
- 山本輔 著
- 定価
- 2,640円(本体2,400円+税10%)
- 発売日
- 2026.8.18
- 判型
- A5
- 頁数
- 256ページ
- ISBN
- 978-4-297-15753-1
サポート情報
概要
動画マーケティング市場は年々成長しており、企業のSNSプロモーションや採用活動、研修などで動画の活用が当たり前になっています。その中で、コスト削減やスピード対応を目的に、外注から内製化(インハウス化)へのシフトが進んでいます。しかし、多くの企業では「担当者のスキル不足」や「制作の効率化」に課題を抱えています。本書は、これらの課題を解決し、企業の動画活用を支援するための実践書です。本書の目的は、社内=インハウスで動画制作を担当する初心者が、効率的かつ高品質な動画を制作できるようになることです。コスト削減、スピーディな対応、そして成果を最大化するための具体的なノウハウを提供し、企業内での動画活用を促進します。さらに、動画制作を通じて企業のマーケティング力やブランディング力を高めることを目指します。
こんな方にオススメ
- 企業の広報・マーケティング担当者
- 採用・人事部門の担当者
- 中小企業の経営者やスタッフ
- 業務の必要に迫られ動画制作に携わり始めた方
目次
- インハウス動画制作で「やるべき」7つのこと
CHAPTER 1 はじめてのインハウス動画 目的とゴール
- 01 動画は何のために作るのか?
- 02 動画を作る「本来の目的」を明確にする
- 03 ブレないための「具体的なゴール」を設定する
- 04 ゴールのない動画が引き起こす手痛い影響
- 05 成功の鍵は「計画」「事前準備」「見える化」
- 06 動画制作の成否を決めるのはスキルよりも「企画力」
- コラム 企業動画は正装の心構えで
CHAPTER 2 はじめてのインハウス動画 リサーチと設計
- 01 視聴者が喜ぶ・ファンになる企画の立て方
- 02 自社ブランドに合う「動画スタイル」の見つけ方
- 03 公開するプラットフォームから逆算して動画を設計する
- 04 ターゲット視聴者はどんな人物?
- 05 メッセージを届ける「短尺」と「長尺」の使い分け
- 06 参考動画の正しい見方と学び方
- 07 データ分析を味方につけて確実な企画を立てる
- コラム 現場が迷わないための「企画」
CHAPTER 3 はじめてのインハウス動画 企画とシナリオ
- 01 成功する動画は「冒頭5秒」で決まる
- 02 明確な「コンセプト」の動画とは?
- 03 心を動かす「ストーリーテリング」の活用法
- 04 タイトルは「仮置き」でもいいから最初に決める
- 05 よい企画とは複数案から選ばれた企画
- 06 自社らしさを企画に取り入れるコツ
- 07 作り手の独りよがりを防ぐ! 徹底的な「視聴者目線」
- 08 動画の設計図 シナリオ作成の基本ステップ
- 09 破綻しない制作スケジュールの組み方
- 10 完成度を高める企画の定期的な見直し
- コラム 大切なのは「何をやらないか」を共有すること
CHAPTER 4 はじめてのインハウス動画 予算とコスト
- 01 インハウス動画制作にかかる「初期費用」の目安
- 02 予算と目的優先で選ぶおすすめ機材とソフト
- 03 手持ちのスマートフォンで動画撮影をする方法
- 04 知っておきたい長期的なコスト削減のアイデア
- 05 「自分たちの時間」をコストとして考える
- 06 どっちが得か? インハウス制作と外注
- コラム 身の丈にあったスタート
CHAPTER 5 はじめての動画制作 撮影準備
- 01 社内リソースを活用せよ! 必要なスキルと人材の探し方
- 02 これだけはそろえたい動画撮影に必須の基本機材リスト
- 03 カメラ設定の最低限の基礎知識
- 04 トラブルを防ぐカメラ周辺機材のそろえ方
- 05 映像以上に重要! 「音声収録」を怠ってはならない理由
- 06 雑音と光をコントロールする 撮影場所の環境づくり
- 07 社内で「スタジオ風撮影」を低予算で実現する方法
- 08 出演者を引き立てる背景選びの基本
- 09 照明の使い方(ライティング)で映像を変える
- 10 プロっぽさを演出する照明と背景の調和
- 11 ストーリーをプラスする 小道具が映像に与える影響
- 12 現場をスムーズに回す三種の神器 ①香盤表②ロケハン③制作進行
- 13 忘れ物ゼロへ! 撮影前日までにそろえる備品リスト
- コラム 小規模・低予算チームでも成果を出せる
CHAPTER 6 はじめての動画制作 撮影現場
- 01 スタート前の最終確認! 現場はとにかく安全第一
- 02 手ブレは厳禁! 「カメラは固定する」が鉄則
- 03 そもそも「フレーミング(画角)」とは?
- 04 ノイズを減らした適切な構図とは?
- 05 縦型・横型・複数人の場合の「カメラの位置(構図)」の正解
- 06 臨場感を伝える動きのあるシーンの撮り方
- 07 適切なライティングでプロのような映像を作る
- 08 画の変化で視聴者を飽きさせない工夫
- 09 印象に残るモチーフ選びの基本
- 10 多めに撮っておきたい「別カット(インサート)」
- コラム 編集時に気づく「やっておけばよかった」
CHAPTER 7 はじめての動画制作 語る内容・語る人
- 01 温かみを届ける人間が語る意味
- 02 親近感と説得力が生まれるカメラのレンズを見て話すコツ
- 03 聞き取りやすさが劇的に変わる声のトーンとスピードの調整
- 04 視聴者を引き込む「冒頭5秒」のイントロの作り方
- 05 知っておきたいシナリオの文字数(分量)と動画時間
- 06 身ぶり手ぶり(ジェスチャー)を生かした豊かな表現力
- 07 初めてでも大丈夫! カメラの前で緊張を和らげる方法
- 08 棒読みにならない! 台本を自然に自分の言葉で読むコツ
- 09 視聴者との共感を生む「言葉選び」と「言葉遣い」
- 10 ぶっつけ本番はNG! リハーサルのもたらす価値と効果
- コラム 少人数撮影現場での「声かけ」
CHAPTER 8 はじめての動画編集 編集ソフトと効果的な編集方法
- 01 撮影したデータの安全な保存(ファイル分け)とスムーズな共有方法
- 02 自社に合うのはどれ? 編集ソフト・アプリの選び方
- 03 無駄な部分をそぎ落とし動画を短く魅力的にまとめる技術
- 04 心地よいテンポ感を生み出す「カット編集」の基本
- 05 BGMと効果音の正しい選び方
- 06 動画の印象をガラリと変える映像に合った音楽の選び方
- 07 視覚効果(ビジュアルエフェクト)は動画を引き立てるスパイス
- 08 初心者こそフル活用しよう! 便利なテンプレート
- 09 編集時間を短縮する「判断」と「整理」
- コラム 責任と裁量のバランス
CHAPTER 9 はじめての動画編集 テロップ・キャプション・字幕
- 01 音がなくても伝わる動画におけるテキスト効果
- 02 テロップの重要な役割と視聴者への影響
- 03 見やすさが激変する テロップの基本的な配置とサイズ
- 04 動画のトーンとマナーを決める フォント選びの基本
- 05 しっかり読める! テロップのカラーリングとコントラストの法則
- 06 画面をスッキリ見せる情報過多にならないテロップのコツ
- 07 聞き取りをサポートする字幕と効果的なキャプション
- 08 テロップに動きをつける アニメーション効果の考え方
- 09 動画全体に統一感を持たせる 装飾デザインのルール
- コラム ディテールが映像の印象を左右する
CHAPTER 10 はじめての動画編集 クオリティアップする7つの要素
- 01 動画がグッと華やかになる モーショングラフィックスの効果
- 02 「色補正(カラーコレクション)」で映像をさらに魅力的に
- 03 動画のテキスト情報をストレスなく読める工夫
- 04 最後まで見てもらうための「シーン転換(トランジション)
- 05 クリックされる「サムネイル」の選び方
- 06 書き出し前のクオリティチェック 音ズレ・誤字脱字・ノイズの確認
- 07 動画データの適切なアーカイブ(保存)とチーム共有法
- コラム 成果物に見合った正しいコスト評価
CHAPTER 11 はじめての動画配信 プラットフォームと配信戦略
- 01 配信前の最終ゲート 著作権・不適切な表現・各部への確認
- 02 修正依頼をスムーズに処理・共有する方法
- 03 ターゲットに確実に届く! 効果的な配信日時とスケジュールの組み方
- 04 YouTube でのタイトル設定と検索 (SEO) 対策の基本
- 05 SNS (X-Instagram・TikTok)を使った認知導線と初速のつくり方
- 06 視聴維持率・インプレッション数・クリック率から見つける動画の課題
- 07 コメント欄を通じた視聴者とのコミュニケーション
- 08 定期的な投稿ペースとアナリティクス(分析)の習慣
- コラム もしも炎上したら
CHAPTER 12 続けるインハウス動画 インハウス動画の継続と運用
- 01 振り返りと改善を「制作サイクル」に組み込む
- 02 三日坊主で終わらせない! 動画制作を「習慣化」する
- 03 毎回悩まないための繰り返し使えるコンセプトとフォーマット
- 04 効率的なフィードバックの仕組み
- 05 現場の負担を減らす 撮影効率を上げるテクニック
- 06 作業時間を短縮する 再利用可能なテンプレートの作成
- 07 属人化を防ぐ動画編集のワークフローの標準化
- 08 進捗を一元管理! プロジェクト管理ツールの活用法
- 09 日々進化するトレンドへの対応
- 10 外部のリソースを信頼できるパートナーにする
- 11 AI にまかせるところ 人がこだわるところ
- 付録 香盤表の見方と書き方
プロフィール
山本輔
映像作家、モーショングラフィックデザイナー、講師。株式会社彌榮 代表取締役。映像プロダクション、技術会社、デジタルハリウッド株式会社などを経て、2015年に独立。企業VP、官公庁案件、TVCM、ミュージックビデオ、配信、モーショングラフィックスなど幅広い映像制作を手がける。動画スクールBYNDでは講師および講座プロデュースを担当し、多数の受講生・卒業生に実務に即した動画制作を指導。著書に『After Effects モーションデザイン テクニックコレクション』(ソシム)がある。