集中力ファースト FOCUS FIRST
- 伊賀上真左彦,岡林昭憲,田嶋江梨子 著
- 定価
- 2,420円(本体2,200円+税10%)
- 発売日
- 2026.8.13
- 判型
- 四六
- 頁数
- 616ページ
- ISBN
- 978-4-297-15784-5
概要
仕事も、学びも、人生も。集中力が、すべてを変える。
Google、Microsoft、Apple、OpenAI...世界の先進企業が率先して導入するAI時代の「新しい働き方」
①会議で1日が終わる
②通知が鳴り止まない
③相談や依頼に邪魔される
そんな職場に疑問を感じたら…
AIが多くの仕事を担う時代、本当に価値を生み出すのは、「深く考え、本質を見抜く力」です。
本書は、世界のトップリーダーも実践する「ディープワーク」と「集中力ファースト」の考え方をもとに、仕事や勉強で高い成果を生み出す方法をわかりやすく解説します。
短時間で成果を上げたい人も、仕事や学びをもっと楽しみたい人も。集中力を味方につければ、仕事も、学びも、人生も変わります。
5年で年収を3倍にした「ディープワークの技法」がここにあります。
こんな方にオススメ
- 集中力UPにより仕事や学習の効率を高め、収入を増やしたいビジネスパーソン
目次
序章 AI時代の働き方、集中力ファーストについて理解する
GAFAMも導入する「集中力ファースト」について理解する
- 集中力ファーストとは何か?
- なぜ世界は「フォーカス」を最優先しはじめたのか?
- 「集中力ファースト」の戦略的な狙い
企業やCEOの「集中力ファースト」実践例を知る
- 先進企業は集中を「組織の標準動作」にする
- 「集中力ファースト」の設計思想と導入のステップ
「ディープワーク」の全体像をつかむ
- 集中力ファーストの土台にあるディープワークを知る
- 「ディープワーク」から「集中力ファースト」への昇華
- 「ディープワーク」「シャローワーク」「フローワーク」を使い分ける
「集中力ファースト」5つの目的
- 集中力ファーストの目的を整理する
本書の構成
第1章 集中力の基本を学ぶ
集中力とは、不要な情報を遮断しエネルギーを集中すること
- 「関係のないこと」を取り払う
- 集中力は知的作業の効率を5倍にする
- 理解・記憶・処理・正確性が一気に高まる
深い集中状態「フロー」は幸福感や達成感を高める
- 成果だけでなく、心も満たされる
- 過剰な自己監視が静まり、心と体の緊張がほぐれる
- 仕事や勉強を「フロー化」する
深い集中状態・フローに入るための「7つの条件」
- フローは条件によって作られる
モチベーションに関わる「ドーパミン」が集中力を左右する
- ドーパミンの働きを味方につける
第2章 ディープワークで自分らしい働き方を実現する
新しい働き方「ディープワーク」
- 条件を整えて必然的に起こす集中
- 「ディープワーク」は90〜120分を上限とする
- 「助走タスク」で集中を深める
- 休憩を挟み、集中を長持ちさせる
「ディープワーク」の6つのプロセスを知る
- 深い集中へ導く6プロセスを設計する
毎日、同じ時間にディープワークを行う
- 同じ時間に始め、集中を習慣として定着させる
ディープワークで脳を効率的に成長させる
- 脳を成長させる「高地トレーニング」
- 脳を鍛えれば何歳でも成長する
第3章 ディープワークを実践する
プロセス① 時間をブロック化する
- 「ブロック時間」は外部との通信を遮断して集中を保つ
- 通知を切ることは、相手の時間を守ることでもある
プロセス② 行うタスクを1つに絞る
- マルチタスクは効率を大きく下げる
- 貴重な集中時間は、難しい仕事に投資する
- タスクの難易度は今の自分+1〜+2に設定する
プロセス③ 「反復行動」で雑念を払う
- 毎回同じ「入り方」で脳を一発起動させる
- ディープワーク前の「ミニ・ルーティン」を設計する
- 避けるべき反復行動
プロセス④ 助走タスクでさらに集中力を高める
- 小さな「できた」を積み重ねて集中力を高める
- フローに入れない場合、助走タスクの内容を見直す
プロセス⑤ 高い集中を維持する
- 集中に入ったら「余計なことをしない」
プロセス⑥ 振り返りを行う
- 成果を言語化し次の集中へつなげる
- 次のセッションに備えて英気を養う
第4章 ディープワークを行う環境を整える
集中スペースに必要な4つの条件を知る
- 「ディープワーク」は集中スペースで行う
集中スペースの4つの条件を知る
- 深く潜れる場所には、共通の条件がある
パソコンのモニター環境を整える
- モニターとどう付き合うか?
集中スペースの6つのタイプについて知る
- 集中スペースは状況に応じて使い分ける
- 一流ITエンジニアのデスクを参考にする
- 「ディープワーク」に適した「集中スペース」の実践例
第5章 シャローワークで回復・整備・接続を進める
シャローワークーー 「浅い仕事」の特徴を知る
- 深い思考や強い集中をほとんど必要としない仕事
- なぜ、シャローワークに占拠されるのか?
シャローワークの2つの問題点を知る
- シャローワークは心と人生を摩耗する
- 日本のエンゲージメント率は、「世界最下位クラス」
シャローワークを再設計する
- 「回復」「整備」「接続」で意味ある時間へと変える
フローワークは「慣れた仕事を流す」ことで生産量を増やす
- 3つ目の働き方、フローワークについて知る
- フローワークは慣れた、繰り返しの仕事に使う
フローワークを実践する
- 集中の度合いを意図的に下げる
- フローワークの6つのプロセスを知る
- 「ディープワーク」と「フローワーク」を切り替える
第6章 ディープワーク戦略的に配分する
ディープワークの時間をどう確保するか?
- 3つのテクニックで深い思考の時間を守り抜く
- 「タイムブロッキング」で時間を確保する
- 「習慣化」で圧倒的な成果を出す
- 「実行意図」で行動のハードルを下げる
ディープワークの時間をねん出する6つの方法
- ディープワークの時間は「創るもの」
- 方法①まとめて処理する:タスクバッチング
- 方法②自動化する:AI
- 方法③移動を減らす:テレワーク
- 方法④線を引く:定時で帰る
- 方法⑤:外注する:家事代行サービスを使う
- 方法⑥:捨てる:やらない仕事を決める
自分の型を選び抜く
- いつ「ディープワーク」を行うのか?
- 早朝型:世界が動き出す前に片づける
- 午前型:脳がもっとも冴える時間に思考を集中する
- 午後型:ウォームアップ後にベストが来る
- 分散型:90〜120分×複数回で出力を最大化する
- 夜型:日本の現実に合わせて「帰宅後に本気」を出す
14日プロトコルで「自分の型」を見極める
- 健康ガードレール:長期戦で壊れないために
第7章 集中するためにストレスを減らす
ストレスと集中力の関係を知る
- そもそもストレスとは何か?
- 「ちょうどよい緊張」と「やりすぎの緊張」の違いを知る
「バイオフィリア」で自然とつながりストレスを減らす
- 自然は「集中を回復させる装置」である
- バイオフィリアは「脳の設計図」に関連する
- バイオフィリアを仕事や勉強に応用する
- Amazonのオフィス「The Spheres」に学ぶ
- ビル・ゲイツが行う「考える週」に学ぶ
サイレンスルームで疲労を癒やす
- サイレンスルームの3つの役割
- ①「デジタルデトックス」で疲労を癒やす
- ②「マインドフルネス」で心を整える
- ③「ナップ(仮眠)」で脳をリセットする
- Microsoftのサイレンスルームについて知る
第8章 集中するために体調を整える
集中力を高める「睡眠」を実現する
- 「睡眠設計」でビジネスの成果を最大化する
- 睡眠は「脳と体を整える」メンテナンス時間である
- 最適な睡眠時間を計測する
- 就寝1〜2時間前から「減速レーン」に入り脳を静める
- 短時間で入眠しやすくなる方法を身につける
- 睡眠中の環境を整える
- 起床時間と朝の光で地盤を固める
集中力を高める「食事」を実現する
- ディープワークを「食事」で支える
- 血糖値の乱高下がもたらす影響を知る
- 食事で血糖値をコントロールする
集中力を高める「運動」を実現する
- 忙しい毎日に運動を組み込みディープワークを支える
- WHOが教える運動の「最低ライン」を知る
- インターバル速歩を生活に取り入れる
- 「小さな運動」を日常に組み込み習慣化する
- ディープワーク前は激しい運動は控えめにする
第9章 エッセンシャル思考とAIワークアウトでディープワークを加速する
- エッセンシャル思考で「残りの1割」に集中する
- より少なく、しかしよりよく
- なぜ、スティーブ・ジョブズは毎日同じ服を着るのか?
- 何を「削り」、何を「残す」のか?
私が実践している2つのエッセンシャル思考
- 「100%理解してから動く」を捨て、「20分だけ試す」を残す
- 人間関係は「好き嫌い」ではなく「波及力」で選ぶ
- 「未来に残る」行動を選ぶ
AIワークアウトで知識と思考の幅を広げる
- AIを「自分の成長」のために使う
AIワークアウトとディープワークを適切に使い分ける
- 「深く掘る時間」と「広く見渡す時間」を分ける
AIワークアウトを実践する
- 自分に合うAIを選び、対話の土台を整える
- 思考を「広げ、揺さぶる」対話術を学ぶ
第10章 自分らしい生き方を実現する
仕事の成果を最大化する「3S」を鍛える
- 3Sでキャリアの土台を作る
- なぜ、バランスよく「3S」を鍛える必要があるのか?
- スキル(能力と資格)を鍛える
- スコア(実績)を鍛える
- ソーシャル(人脈)を鍛える
- イーロン・マスクの周辺から生まれた起業家たち
業界トップのレア人材になり自分らしく生きる
- 「タレントスタック」で複数のスキルを組み合わせる
- 複数の掛け合わせで「ニッチトップ」を目指す
- タレントスタックとニッチトップはAI時代との相性がよい
若手期の焦りを手放し、40代以降での成功を目指す
- 人生にショートカットは存在しない
- 人生のピークを40代以降になるように設計する
- 40代以降は「何か1つ」足してみる
「ニッチトップ」で新しいビジネスを立ち上げる
- 新しいビジネスを立ち上げる際の基本戦略
- 「ニッチトップ」ビジネスの設計例
- ニッチトップになるには2つの道がある
プロフィール
伊賀上真左彦
株式会社G.A.Consulting 執行役員 業務自動化研究所 代表。AI活用・業務革新・自動化(プログラミング)などのITコンサルティング、技術支援。大規模コールセンターに10年以上勤務し、大規模業務プロセスの設計・自動化を専門領域とする。
岡林昭憲
株式会社G.A.Consulting代表。一級建築士。東京工業大学大学院 情報理工学研究科博士後期課程を経て、建築設計事務所、金融機関で実務経験を積む。海外事業展開、企業再生、不動産投資にも携わる。現在は、投資用不動産のバリューアップ型リノベーションを中心に、企画・設計・コストコントロール・施工監理までを一気通貫で手掛ける。
田嶋江梨子
三児の母として育児・家事を担いながら、医療・不動産・建築の各分野で資格を取得。救急医療の現場で培った判断力と実務感覚を活かし、不動産・建築領域へと活動の幅を広げる。現在は、複数の専門領域を横断する視点をもとに、実務コンサルタントとして活動している。