戦略的「無計画」
―やりたいことが多すぎる人も、ちゃんと動けるようになる
- jMatsuzaki,佐々木正悟 著
- 定価
- 1,760円(本体1,600円+税10%)
- 発売日
- 2026.9.24
- 判型
- 四六
- 頁数
- 232ページ
- ISBN
- 978-4-297-15867-5
サポート情報
概要
「今度こそ」と計画を立てる。やることを洗い出し、締め切りから逆算し、手帳を埋める。それなのに、予定は思ったとおりには進まない。気づけば計画に追いかけられ、そしてまた計画倒れ——。そんな経験は誰にでもあるはずです。
こういうとき多くの人は、次はもっとちゃんと計画を立てようとします。「計画倒れ」を「計画」で直そうとするわけです。でも計画は分厚くなるばかりで、動きはかえって重くなります。
計画には、ちょうどいい量があります。計画との付き合い方は、次の3つの段階に分かれます。
- 無計画……方向を決めない。目の前のことに反応して動くだけなので、すぐに迷子になる
- 過剰計画……「計画倒れ」を「計画」で直そうとして、さらにちゃんと計画を立て直そうとする。計画倒れが「計画疲れ」に変わっていく
- 戦略的無計画……方向は決める。でも道筋は決めすぎない。現実をとらえて、最適な「次の一手」を選び続ける
多くの人は「無計画」を避けようとして、過剰な計画をしてしまいがちです。本書が勧めるのは、その先にある「戦略的無計画」です。
「決めない」のではなく「決めすぎない」。「戦略的無計画」では、頭に描いた「ビジョン」は手放さないまま、「イマココ」に集中します。目の前の一手に全力で臨むことを積み重ねた結果として、やりたかったことが実現していく考え方です。
15年にわたって延べ5万人以上が使ってきた時間管理サービスの開発者と、心理学ジャーナリスト。「行動のしくみを作ってきた実践者」×「心理から行動を読み解いてきた分析者」のタッグで、3,000人を超える方に先送り改善プログラムを届けてきました。その考え方と進め方を、著者2人が具体的に解説します。
第1章 計画なしでものごとを成し遂げるシンプルな方法
第2章 なぜ目標を「計画」しても成功できないのか?
第3章 「イマココ」から始める仕事の進め方
第4章 「計画」なしで「期限」に間に合わせる
第5章 計画しなければ疲れなくなる
第6章 計画の代わりにリズムを作る
第7章 計画しない生き方
各章の終わりには「計画しない練習」を収録しました。全22項目。読んで納得して終わりにせず、明日から手を動かせるようになっています。
やりたいことが多すぎる方、計画倒れに苦しんだことがある方はぜひ手に取ってみてください。
こんな方にオススメ
- やりたいことが多すぎて、計画を立てても計画倒れになってしまう人
- 計画に縛られるのをやめて、前向きに目の前のことへ取り組みたい人
目次
序章
- 今、あなたの人生は何点ですか?
- その点数、たぶん一生変わりません
- なぜ満足できないのか
- 人生に満足できない人の共通点
- 計画して、計画して、計画して
- 「満足してしまった……!」
- この本で人生を100点満点にする
- 計画しない練習パート0
- ToDoデトックス
第1章 計画なしでものごとを成し遂げるシンプルな方法
- 計画を立てるのが正解だと思ってた
- 計画を立てると「必ず負ける」理由
- じゃあ、「計画を立てずに」どうすればいい?
- 「戦略的無計画」と「無計画」の違い
- 戦略的「無計画」の3つの原則
- なぜ人は計画を立てたがるのか
- 計画は捨てても、理想は捨てない
- 「怒られるのが怖い」から、動けなくなる
- 本当の安心は「動くこと」で手に入る
- 「戦略的無計画」は難しくない
- 運がよくなる方法
- 計画しない練習パート1
- いきなり本丸ダイブ
- 妄想シャットダウン
- ハプニング・サーフィン
第2章 なぜ目標を「計画」しても成功できないのか?
- 完璧な計画を立てたはずだった
- 計画どおりにいきすぎた結果
- ゴールと計画があれば成功できる、は本当?
- セルフコントロールは「根性論」と同じ
- 「もっとうまくやれたはずなのに」と自分を責める毎日
- 「ちゃんとやらなきゃ」が止まらない
- 「いつか報われる」の落とし穴
- やりたいことがあるのに、何年も手がつかない
- 「やりたいことができない自分」を責めていませんか?
- 自分を許すだけで、仕事はもっとラクになる
- 「仕事前の15分」を確保する
- 優先順位をつけても意味がない
- 「最優先」はそのときどきで変わる
- 行動を止めてしまう3つの感情
- 計画しない練習パート2
- 仕事前「15分」ブースト
- 最優先の賞味期限チェック
- 「1日1箱」仕事術
第3章 「イマココ」から始める仕事の進め方
- 計画どおりに動くって、実はめちゃくちゃたいへん
- やることは3つだけ
- 「次にやること」は直感で決めていい
- 「押しつぶされそう」なToDoリスト
- ToDoリストは捨てていい
- 直感は「受信機」
- 考える力より「気づく力」
- いきなり本丸から攻める
- 仕事ができる人とできない人の決定的な違い
- 「本丸」はどう見極める?
- 「本丸」から逃げてませんか?
- 今日1分だけやればいい
- たった1分でどれだけのことができるか
- 情熱は「探す」ものじゃなく「注ぐ」もの
- 「マクロな目的」よりも「ミクロな感覚」に没入する
- 仕事にワクワクを取り戻す
- 計画しない練習パート3
- オワラセルヨリハジメル
- 「外堀」完全立ち入り禁止令
- ミクロ感覚ダイビング
第4章 「計画」なしで「期限」に間に合わせる
- 計画を立てても、締め切りに間に合わないことばかりではありませんか?
- 「1日あたりのノルマ」を設けても動けない
- 締め切りを守るために本当に必要な3つのこと
- 「なるべく早く」って、いつのことだと思いますか?
- 割り込みは「敵」じゃなくて「味方」
- 「喜ぶ人」が見えないと、人は動けない
- 「やりたいこと」より、目の前のリクエスト
- 会議は「消化試合」じゃなくて「転換点」
- 計画の代わりに「プロトタイプ」を作ろう
- 目の前の「あの人」を喜ばせる
- 締め切りを守れないのは、能力のせいじゃなかった
- 「自分基準」の落とし穴
- 「迷惑かけてもいいや」って、自分に許してみる
- 仕事がうまくいっているかどうかの基準「三楽」
- 計画せずに最高のものができあがるスケジュール
- 計画しない練習パート4
- スピードハックス仕事術
- プロトタイプ発表会
- 割り込み大歓迎
第5章 計画しなければ疲れなくなる
- 「計画疲れ」が人を動けなくさせる
- 「期待」が、あなたのエネルギーを奪っている
- 「期待」が人生を「障害対応」にする
- なぜ目標を達成したら、働けなくなったのか?
- 「時間を未来に投資しよう」の落とし穴
- 人生は右肩上がりにできない
- 毎朝4時起きなのに、いつも時間に追われている
- 呼吸するだけで、実は楽しい
- 頭の中は「収納棚」じゃなく「スポットライト」
- 楽しむために「対象」は関係ない
- 「ながら作業」をやめてみる
- 何もしない時間が、一番豊か
- 計画しない練習パート5
- 息をするだけで楽しい人生
- 純度100%ミュージック・タイム
- NST(ノー・スマホ・トイレ)
第6章 計画の代わりにリズムを作る
- 計画がなくても大丈夫
- アスリートがルーティンを大事にする理由
- 「リズム」を相棒にするための5つの要素
- リズムは「ルーティン」と「ルール」で作られる
- 目標達成の道のりがつまらなくなる理由
- まずは1つだけ、習慣にする
- 自分を「観察」するって?
- 自分を責めない。これが一番大事
- 「淡々と」やるんじゃなく、「丹念に」生きる
- 西洋的な「自己責任論」から降りる
- リズムがくれる3つのギフト
- タスクシュートという方法
- 計画しない練習パート6
- 神聖なるルーティン
- イマココ実況ジャーナル
- 自責スルー
第7章 計画しない生き方
- 1分から人生は変わる
- 心臓、止められますか?
- 生きてるんじゃなくて、生かされてる
- 計画じゃなくて、ビジョンを持とう
- 「信じる」って、実はすごい力
- 波は計画できない
- 考え方を変えたいなら、まず動く
- あなたの価値は、最初から決まっている
- 今のあなたは、もう100点満点です
- 計画しない練習パート7
- ビジョン・インストール
- 「見えない力」への丸投げパス
- 100点満点の「初期化」宣言
おわりに
- 「大丈夫だから」
- いつだって「大丈夫」だった
- 死ぬことすら「大丈夫」
- 不安から何かをしても、うまくはいかない
- 「今」は、いつだって大丈夫
購入特典 読んでくださったあなたへ、ひとつだけ
プロフィール
jMatsuzaki
1986年生まれ。埼玉県 春日部市出身。魚座。クラウドサービス「TaskChute Cloud」開発者。jMatsuzaki株式会社 CEO。一般社団法人タスクシュート協会 理事。
システム系の専門学校を卒業後、システムエンジニアとして6年半の会社員生活を経て独立。会社員時代にjMatsuzakiの名で始めたブログが「熱くて有益」と人気を博し、最高で月間80万PVに達する。現在は会社経営のかたわら、サービス開発や執筆、講演活動をしている。著書に、『先送り0-「今日もできなかった」から抜け出す[1日3分!]最強時間術』(技術評論社)。
佐々木正悟
1973年生まれ。一般社団法人タスクシュート協会 理事。ビジネス書作家。
著書に、ベストセラーとなったハックシリーズ『スピードハックス』『チームハックス』(日本実業出版社)のほか、『イラスト図解 先送りせず「すぐやる人」になる100の方法』(KADOKAWA)、『やめられなくなる、小さな習慣』(ソーテック社)、『不安ゼロで生きる技術』(知的生き方文庫)、『つい顔色をうかがってしまう私を手放す方法』(技術評論社)、『先送り0―「今日もできなかった」から抜け出す[1日3分!]最強時間術』(技術評論社)など。
