[みのるん式]ビジネスパーソンのためのClaude Code仕事術
- 御田稔 著
- 定価
- 2,420円(本体2,200円+税10%)
- 発売日
- 2026.9.24
- 判型
- A5
- 頁数
- 296ページ
- ISBN
- 978-4-297-15939-9
概要
昨今、ChatGPTやClaudeなど、 AIをビジネスに活用する流れが急速に進んでいます。そして、いま注目を集めているのが「AIエージェント」、中でもAnthropic社が提供する「Claude Code」です。
AIエージェントは通常のAIチャットとは異なり、手元のパソコン環境にあるファイルを直接読み書きし、自律的にタスクをこなすことができます。つまり、煩雑なリサーチやドキュメント作成、データ処理といったパソコン仕事を自動化できるのです。しかし、次のような疑問を持った方も、いるのではないでしょうか。
- 便利なのは分かったけれど、具体的に何ができるの?
- セキュリティ面は大丈夫なの?
- 会社に導入して欲しいけど、なかなか認めてもらえない場合は?
本書では、日頃からClaude Codeを使いこなし、クラウドやAI分野の技術コンサルティング、プリセールス、トレーニング講師として活躍する著者が、現場で培った「仕事術」を丁寧に解説します。読み終わるころには、これらの疑問はすべて解決していることでしょう。
ビジネスパーソン向けのClaude Code本はいくつか存在しますが、本書ならではの「3つの強み」は次の通りです。
- 何でもAIに相談する癖がつく
- 「半自動化」のサイクルをつくれる
- モノレポで「コンテキストの複利」を生かせる
これら[みのるん式]の仕事術を習得することで、「使うほど育つ」自分専用のAI秘書を手に入れることができます。あなただけのAI秘書がいれば、仕事の質を保ちつつ圧倒的に効率を上げるという最大のメリットを享受できるのです。
「よく分からないから使わない」は、これからのビジネス環境において大きな遅れに繋がります。まずはこの1冊で仕事のカタチを一変させ、より人間らしい、あなたの好きなことに時間を使える働き方を手に入れましょう!
こんな方にオススメ
- Claude Codeを業務に取り入れたいビジネスパーソン
- 特に、社内でAI活用を進めたいが、セキュリティ説明やルール作りで止まっている方
目次
- はじめに
第1章 なぜコーディングエージェントが日常業務に有用なのか
- 1.1 さまざまな業務効率化手法
- 1.2 AIエージェントを使った業務効率化のメリット
- 1.3 本書が提案する3つの仕事術
第2章 AIエージェントの基礎知識
- 2.1 そもそもAIエージェントとは
- 2.2 本書の鍵となる3つのキーワード
- 2.3 そもそもClaude Codeって何?
- 2.4 料金プランと「トークン消費」の考え方
- 2.5 最初に押さえておくべきセキュリティの基本
第3章 Claude Codeのセットアップと基本操作
- 3.1 Claude Codeを使い始める前に
- 3.2 Claude Codeをセットアップする
- 3.3 基本の操作感をつかむ
- 3.4 「コネクタ」で日程候補を調べる
- 3.5 「ブラウザー拡張機能」で回答フォームに入力する
第4章 何でもAIに相談する癖をつけよう
- 4.1 相談の土台となる作業フォルダーを作る
- 4.2 音声入力で自己紹介し、仕事の文脈を渡す
- 4.3 思考を整理せずに伝え、整理をAIに任せる
- 4.4 どんな仕事も、始める前にAIへ相談する
第5章【実践1】資料作成の前工程を任せてみよう
- 5.1 「報告資料を作りたい」と相談から始める
- 5.2 散らばった材料を集め、1枚の資料にまとめる
- 5.3 構成案を壁打ちし、スライドの骨組みファイルを作る
- 5.4 最後の2割は自分の手で仕上げる
第6章 「半自動化」のサイクルをつくろう
- 6.1 「人間→AI→人間」で半自動化する
- 6.2 必要なツールを追加する
- 6.3 事故を防ぐためのガードレールを設定する
- 6.4 手順ファイルを育て、改善のサイクルを回す
第7章【実践2】経費精算を半自動化してみよう
- 7.1 「今月の経費精算やりたい」と音声で相談する
- 7.2 社内の経費ルールをAIに引き継ぐ
- 7.3 散らばった申請材料を集めて照合する
- 7.4 カード明細の私的な情報を安全に処理する
- 7.5 システムに接続せず、「コピペするだけ」にする
第8章 モノレポで「コンテキストの複利」を生かそう
- 8.1 仕事を1つのモノレポにまとめる理由
- 8.2 モノレポを整理し、機密案件を分ける
- 8.3 自分専用の設定を育てる
- 8.4 ツールとサブエージェントで機能を補う
第9章【実践3】プロジェクト業務を「複利」で加速しよう
- 9.1 散らばった資料からプロジェクトの「現在地」を作る
- 9.2 会議の内容から現在地とタスクを更新する
- 9.3 会議で生まれた調査の宿題を判断材料に変える
- 9.4 調査結果から報告スライドまでを作る
- 9.5 成功とつまずきをスキルやルールに変える
第10章 育った仕事場を4つの方向へ広げよう
- 10.1 「仕様駆動開発」の考え方でアウトプット品質を高める
- 10.2 AIテキストにありがちな「生成AI臭さ」を消す
- 10.3 複数のセッションで安全に並行作業する
- 10.4 外出先でもスマートフォンから指示を出す
- 10.5 育てた仕事場をチームの資産に変える
- 10.6 育てた仕事場を別のAIエージェントでも使う
第11章 企業における「セキュリティの壁」の乗り越え方
- 11.1 禁止ではなく安全に使える道を作る
- 11.2 セキュリティ部門と協力して導入を進める
- 11.3 守るデータと操作の範囲を決める
- 11.4 低リスクな半自動化から社内導入を始める
- 11.5 外から仕込まれる罠と人間の慣れに備える
- 11.6 法人向け契約と管理設定で組織の利用環境を整える
- 11.7 活用と安全を両立するガードレールを育てる
プロフィール
御田稔
KDDIアジャイル開発センター株式会社 テックエバンジェリスト/KDDI株式会社 シニアエキスパート。クラウドやAIを中心に、技術コンサルティングやプリセールス、トレーニング講師などに従事。エンジニアコミュニティでは「みのるん」の愛称で親しまれている。AWS社グローバルより、日本初のAWS AI Heroに認定。主な著書に『Amazon Bedrock 生成AIアプリ開発入門[AWS深掘りガイド]』(SBクリエイティブ)、『やさしいMCP入門』(秀和システム新社)、『AIエージェント開発/運用入門[生成AI深掘りガイド]』(SBクリエイティブ)、『[入門]LLMアプリ開発』(技術評論社)、『Amazon Bedrock AgentCore実践入門[AWS深掘りガイド]』(SBクリエイティブ)、『MastraによるAIエージェント開発・運用[実践入門]』(技術評論社)がある。