演習で学ぶソフトウェアテスト 特訓150問

ソフトウェア開発者ならば取得しておきたい資格

ソフトウェアが私たちの日常に欠かせないものになってきていることは周知のことでしょう。携帯電話にコンビニエンスストアのレジなど枚挙に暇がありません。当然のことながら、トラブルのない、信頼性や安全性が保たれた品質が求められます。その上で、高い機能が要求されるようになってきています。しかしながら、システムトラブルにより、業務がストップし、一般人に多大な影響が及んだ……などのニュースは絶えません。⁠テストしているのになぜ欠陥があるの?」⁠本当にちゃんとテストしているの?」など開発者が責められるケースもまれではありません。ソフトウェア開発者に求められるスキルは高まるいっぽうなのです。

そういった事情から受験者が年々増加しているのがJSTQB主催のソフトウェアテスト技術者認定試験です。2006年にはじまり、2013年2月には第14回が実施されます(詳細はJSTQBのサイトをご覧ください⁠⁠。

問題解法のコツをつかむ!

本書はシラバスを出題範囲とするJSTQB認定テスト技術者資格のうち、Foundation Level試験の対策本です。約150問の演習問題と解法のポイントをコンパクトにまとめています。日々の業務に追われてじっくり勉強をする時間がないから効率よくテスト勉強をしたい方、解法のコツを知りたい方にはまさにうってつけです。ソフトウェア開発の現場で生じるミスコミュニケーションを軽減するために、受験者だけではなく、ソフトウェアテストに従事している人はもちろん、設計者、プログラマ、品質管理者などプロジェクトの利害関係者みなさんにとっても本書で知識を共有できるでしょう。

Foundation Levelを取得し、さらに上のレベルであるAdvanced Levelを目指してみませんか?