ローマの道も一歩から!  貯蓄の道は家計簿から!

家計簿は、なぜ続かないのでしょうか?

毎年、元旦になるたびに、⁠家計簿付けるぞー」と決意される方、いらっしゃいませんか? でも、たいてい三日坊主…。では、なぜ、家計簿って続かないのでしょうか? その理由は、いろいろあるでしょう。たとえば、計算がめんどくさいから。元来ものぐさな性格なのに、レシートに小さな字でちまちま書かれた数字を、項目ごとに家計簿帳に書き写し、今度は、その書き写した数字を、電卓使って合計し、出た答えをこれまた家計簿帳に書き写し、はたまたその答えと財布の中身が合致するかを確認し、1円でも違っていたら、再度電卓をたたいて、検算し…。考えただけで、イラッと来るのは、私だけでしょうか?

では、なぜ家計簿を付ける必要があるのでしょうか?

家計簿、この世にこんなめんどくさい作業がなければ、どんなに幸せか、と何度思ったことでしょう? でも、この家計簿を付けるという作業がなければ、お金って溜まらないんですよね。家計簿は、ただのお金日記じゃありません。お金を貯めるための第一歩!なのです。

お金を貯める第一歩、それはどういうことか? 普段の生活で、欲しいモノを見つけたとき、財布にお金があると、つい買っちゃうものです。でも、そのお金を残しておけば、月末の家賃や光熱費の支払いの際、お金が足りないーなんてことにならなかったのに…ということは、よくあること。実はこれ、使えるお金がいくら残っているか、把握していなかったから、やっちゃったのです。アラブの大富豪などは、使えるお金がいくら残っているのかなど気にする必要はないでしょうが、普通の日本人の場合、たいてい把握していないと破産します。それを把握するのに、家計簿が役に立つのです。月の収入から、住居費などの固定支出、光熱費や通信費などの準固定支出を差し引いた残りのお金を把握できていれば、衝動買いも減らせます。毎月必ず必要になる支出と一緒に、貯蓄額も最初に差し引いておけば、毎月確実に貯蓄を殖やしていくこともできます。これが、お金を貯めるための第一歩!と書いた所以です。

でもやっぱりめんどくさいのが、家計簿

ならば、少しでもらくに、そして楽しく家計簿を付けられないものでしょうか?そんなとき、役に立つのが、⁠パソコンでらくらく家計簿2007」です。家計簿ソフトが入ったCD-ROM付きの本書を使えば、記帳もらくらく、計算もソフトがやってくれるのでらくらく。書き間違えたら、消しゴムでゴシゴシしちゃって、しまいにはビリッ!と破けた手書きノートタイプに比べ、修正も超らくらく。計算結果をカンタンにグラフ化してくれるので、貯蓄額が右肩上がりに上がっていくのを見るのは、日々の楽しみになるかもしれません。

今年から、家計簿がめんどくさーいなんて、思わなくなるかも知れませんね!