SQL書き方ドリルに「反復学習ソフト」付きました!

編集部注)
紹介書籍『改訂新版 反復学習ソフト付き SQL書き方ドリル』は、5月18日発売予定です。

『改訂新版 反復学習ソフト付き SQL書き方ドリル』は、SQLを開発の現場ですらすらと書けるようになるための学習書です。SQLの書き方をわかりやすく解説し、さらに豊富な練習問題を収録しているので、書く力を自分のものにするまで繰り返し学習することができます。今回、改訂にあたって反復学習ソフト「SQUAT」を付録としてCD-ROMに収録し、SQLマスターのための必読書としてますますパワーアップしました。

SQLマスターのポイントその1:「書き順」

本書では、基本的かつ実践的な35の例題を厳選して紹介し、どんなふうにSQLを書けばよいのか、考え方と書き順をわかりやすく解説しています。

考え方だけでなく、書き方を「書き順」として説明しているのがポイントです。データベースはコンピュータですから、SQLはコンピュータが理解しやすいように書く必要があります。そしてデータベースが理解する順序というのは、人間の場合とは違うのです。SQLは人間が使いやすいように考えられた言語ですが、データベースがどのような順序で理解しているのか考えながら書くと、自然とパフォーマンスの良いSQLになります。必然的に、思い通りの結果を得ることも容易になるのです。本書で説明しているSQLの書き順は、このようなデータベースが理解しやすい書き方にあわせたものです。

SQLマスターのポイントその2:「素振り」

新しい知識は、一度読んだだけで習得することはできません。同じレベルの問題を何度も繰り返す「素振り」によって、初めて自分のものにすることができます。本書は、繰り返し同じレベルのSQLを実際に書くことで、上記の考えに則った書き順と思考プロセスを自然に身に付けることができるようになっています。改訂に際して、新たにこの「素振り」をスムーズに行うことができるプログラム「SQUAT」⁠SQL Understanding And Training)を開発、付属CD-ROMに収録しました(SQUATはWindows Vista/XPなどで動作します。動作にはJava実行環境JREが必要です⁠⁠。読者は、直接本書に書き込むことで考えるプロセスを実践し、さらにSQUATでもとことん素振りを行うことができます。自分の頭で考え、何度も手を動かす作業を本書を通して行うことで、ぜひみなさんも開発現場でSQLをすらすらと書けるようにがんばってみてください。

SQUAT:入力したSQLが正しいと判定されると、グリーンバーと実行結果が表示される
※画面は開発中のもので実際の画面とは異なります
SQUAT:入力したSQLが正しいと判定されると、グリーンバーと実行結果が表示される(画面は開発中のもので実際の画面とは異なります)