Windows Vistaが発売されて、数ヶ月が経ちました。Windows Vistaを快適に動かすには、高いスペックが要求されます。現在使っているWindows XPマシンで、Windows Vistaを使いたいという人も多いのではないでしょうか。Windows Vistaを快適に使いたいなら、Windows Vistaをインストールする前に、現在使っているPCのスペックを見直しましょう。
WindowsXPマシンでVistaを動かしたいならまずはメモリを増設
Windows XPは、1GBのメモリを搭載していれば、快適に動きます。しかし、Windows Vistaを快適に動かしたい場合は、メモリが1GBでは足りません。現在使っているPCに搭載されているメモリ容量を確認して、2GB以上に増設しましょう。最近は、メモリの価格も安くなってきているので、あまりお金をかけずに大きな効果が得られます。さらに、Aeroも使いたいなら、「DirectX9とPixelShader2.0」に対応したビデオカードも必要です。
しかし、メーカー製PCでは、メモリの増設やビデオカードの交換をすると、保証が受けられなくなったり、限界があります。そういった場合は、PCを買い換えるしかありません。
Windows Vistaマシンの自作に挑戦
現在、メーカー製のWindows VistaPCも続々発売されています。しかし、せっかくなのでこの機会にPCの自作に挑戦してみてはいかがでしょうか。メーカー製PCも価格が下がったため、自作PCにコスト的なメリットはあまりありません。しかし、最新のパーツを組み合わせたり、音のしない静かなPCにしたりなど、自分の「こだわりのPC」が手に入ります。また、世界に1つしかない自分だけのPCを持つ満足感は計りしれません。
PCの自作は難しくありません。本書は、パーツの選び方や基本的な組み立て手順といった基本から、パーツの改造やオーバークロックといったテクニックまで、幅広く解説しています。もちろん、Windows Vistaにも対応しています。本書を読んで、自作PCにチャレンジしてください。