家計簿が 家庭に“不和”を つれてくる!
一日の終わりに、財布に突っ込まれたレシートを広げ、日付と店と品名を確認し、費目ごとに記入場所を分けてある家計簿に、ちまちまと品名と金額を書いては電卓をたたき、検算して、間違っていればまた電卓をたたき直す。書き間違いがあれば、書いてあったものを消しゴムで消し、さらに計算し直して……。ようやく今日の分の記入と計算が終わった頃には、家計簿は手あかにまみれ、あいだは消しゴムのカスまみれ。そこへダンナがごそごそと2日前のレシートを出してきたりして……。とたんに頭の中の何かがプツンと切れて、「こんなのやってられっかー!!」と家計簿をダンナにたたきつけて、「ひどいわ!ずるいわ!」とよくわからないことを泣き叫び、翌朝、あちこちがちぎれて見る影も無くなってしまった家計簿の残骸をそっと机の引き出しにしまい込む……。以来、その家計簿が開かれることは(以下略。
家計簿の 利点はいやほど わかってる
と、まぁ、ここまでハードな結末を迎えることはなくても、家計簿を付ける作業って、ついつい後回しにしてしまいがち。気付くと書き込むのも計算するのもうっとうしいくらいレシートが溜まって、徐々に徐々に家計簿を開く回数が減っていくものです。
いや、わかってますよ、家計簿のメリットは。家計簿を付けることで、家計の無駄が明白になり、それが節約につながり、貯蓄に回すお金が増やせるということも。だから、家計簿は付けた方がいい! 理屈では十分すぎるくらいわかってるんですよ! そう、きっとこれを読んでいるあなたも、ネ。
パソコンで Youも家計簿 やっちゃいな
では、なぜ家計簿が続かないのか? 家計簿が続かない原因の1つは、「手書きだから」ではないでしょうか? ならば、来年からはパソコンで付けてみてはいかがでしょう?パソコンは元来「計算」をするために開発されたもの。収支計算などお茶の子さいさいです。レシートに書かれた日付や品名や金額を入力すれば、電卓も検算も必要ありません。データの修正、並べ替えもお手の物。金額を書き間違えても、ダンナがおどおどしながら差し出した数日前のレシートも、入力するだけで、勝手に再計算して、並べ替えてくれます。これだけでも、パソコンで家計簿を付けることがどんなにラクか想像が付くというもの。さらに、節約の結果をグラフ化したり、日々の記録や来月の予定を表示したり、夢のマイホームのためのローンをシミュレートしたりできる機能があったら? ほうら、だんだん家計簿を付けてみたくて、うずうずしてきたんじゃないですか?
ローンシュミレーターでいい夢見ませんか?
一日の 終わりは『うきうき家計簿』で
その“うずうず”を満たしてくれるのが、『パソコンでらくらく家計簿2008』です。本書には、インターネットのダウンロードサイト「Vector」の家計簿部門で3ヶ月連続1位に輝いた(2007年8月調べ)フリーソフト『うきうき家計簿』をさらにパワーアップさせた『うきうき家計簿2008』が付いています。使用期限がないので、インストールしたその日からずーっと使えるうれしいソフトです。
本書があれば、一日の終わりに、財布の中に突っ込まれたレシートを広げることが楽しみになること、まちがいなし、です。
予定表印刷機能がつきました