ケアマネジャー試験⁠勉強のポイント

ケアマネジャー試験とは?

ケアマネジャーとは介護支援専門員のことであり、これになるための試験の正式な名称は「介護支援専門員実務研修受講試験」です。この名称のとおり、この試験に合格したのち、32時間の実務研修を受けてはじめて、ケアマネジャーになることができます。

高齢化が進み、要介護者が増える中、平成19年度の試験は、受験者が13万9000人にも達しています。

医師や看護師などの法定資格をもち、実務経験の基準を満たした人が受験できます。また法定資格がなくとも、介護業務などに従事した経験が一定以上ある人にも受験資格があります。

毎年1回試験があり、10月下旬に実施されています。平成19年の合格率は22.8%と、平成18年の合格率20.5%より上昇したものの、以前低い合格率となっており、難関資格といっていいでしょう。

勉強・合格のポイント

はじめてケアマネジャー試験に臨む方、この前はダメだったけど、今度こそと考える方、今度の試験に向けていち早く勉強を始めたいところですよね。

そこでお勧めなのが、最新試験問題をいち早く収録し、解答と解説を加えた『2008年版

らくらく突破 ケアマネジャー試験によくでる問題集』です。

資格試験では、直近の法改正や制度の改正、また公式テキストの改訂などに注意しなければなりません。というのは、出題された時点では、これまでは正解だった事項が不正解になったりするのです。たとえば、2005年の介護保険制度の見直しで、介護保険施設の食費と居住費が保険給付の対象外となりました。以前出された選択肢では「介護保険施設における食事にかかわる費用は、すべて利用者の負担となる」「誤り」でしたが、現在は「正解」となっています。

常に最新の情報を元に勉強をしないと、実際の試験では誤りとなる危険性があるのです。ですから、最新の四訂テキストと最新試験問題に対応した本書でぜひ勉強をしてください。