どんな職場にも必要な「衛生管理者」

「衛生管理者」とは、職場の衛生管理や病気の予防対策などを担当する人間のことで、そのために必要な資格が国家資格である「衛生管理者免許」です。50人以上の事業所で衛生管理者を置くことが義務づけられているため、職種を問わず多くの職場で必要とされています。

それを裏付けるかのように、受験者も年々増え、2006年には約5万2000人が受験するなど(第1種⁠⁠、なかなかの人気です。

職場で必要な衛生管理も、その範囲が広がっていて、衛生面だけでなく、社員のメンタルケアも重要なテーマとなっています。

そんな衛生管理者試験を受けるのは、ある程度会社全体を見渡せる中堅社員が多いのが特徴です。本来の仕事が忙しく、なかなか勉強に時間を割けない立場の方も多いでしょう。そのため、特に効率のいい学習が望まれます。

効率のいい学習は問題を解くこと!

第1種衛生管理者試験は、同傾向の問題がよく出題されます。ですから頻出問題を集中的に解くことが、合格への早道となります。

『らくらく突破 第1種 衛生管理者 試験によくでる問題集』は、その「よくでる問題」を集めた問題集です。1見開きワンテーマとし、問題と解説、ポイントを2ページにまとめました。時間のない方でも、2ページずつ解いて進めることで、自然と合格に必要な力が身に付いていきます。

巻末には18年度後期と19年度前期の試験問題も採録、模擬試験用としても活用できます。