2002年以降、税理士法人制度の創設で会計事務所の大規模化が進み、個人が新規開業した事務所では、激しい状況のなかで生き残りをかけた戦略を練らなければなりません。その一方で、登録税理士の年齢に注目してみると、60歳以上が50%超を占めており、高齢化の進んだ状況と言えます。ベテランの税理士すべてがそうだとは言えませんが、一般的には新しい業務分野の開拓には消極的になる傾向があります。
そこで、先輩税理士が未開拓のIT関連企業などの新しい業界に営業を注力したり、リーチできないWeb上でのマーケティングを活用してみるのはどうでしょうか。すでにマーケティングツールとして定番になったメルマガやホームページ営業ですが、会計事務所のWebページを覗いてみると、「使いこなしている」と言える状況ではまだまだないようです。たとえば自社のホームページにアクセスしてもらうために最適な「検索キーワード」を見つけるために「Google AdWordsキーワードツール」(Googleで「キーワードツール」と入力すると最上位にリンクが表示されます)を使ったことはありますか?
Googleキーワードツール→調べたいキーワードを入力すると
「地域+サービス名」など、検索に使われているキーワードが判明する!
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