恐怖! お名前書き地獄!

まずは、来年度、入園・入学を迎えるお子さんをお持ちのパパさん・ママさん、ご入園・ご入学、おめでとうございます! 晴れやかな入園式・入学式ももうすぐですね!

でも、その前に、大事なお仕事が待ってますヨ。そう、お子さんの持ち物への、記名、名前書きです。そろそろ準備を始めた方がよろしいのではないでしょうか?

近年、お子さんのあらゆる持ち物に名前を書く、名札を付けることを絶対条件として指導してくる園や学校が増えてきました。では、どんなものに名前を書かなければいけないのでしょうか?ちょっと挙げてみましょう。

えんぴつ、けしごむ、筆入れ、クレヨン、絵の具、パレット、水バケツ、お習字セット、たてぶえ、ハーモニカ、カスタネット、ノート、教科書、お絵かき帳、はし箱、お弁当箱、水筒、コップ、歯ブラシ、傘、レインコート、給食袋、道具箱、おはじき、コイン、さいころ、制服、体操服、スモッグ、帽子、赤白帽、軍手、ハチマキ、上履き、体育館シューズ、水着、水泳帽、ゴムゾウリ、お昼寝ふとんにお昼寝まくらなどなど、ちょっと考えただけでこんなにあります。点数でいうと、軽く100点以上のものに名前を書かなければいけないのです。素材も、紙や布、木やプラスチックにゴム製品とさまざまです。耐水性も考慮しておかないといけませんよね。水に濡れたらにじんでしまった! 一度洗濯したら消えてしまった!では名前を書く意味がありません。あと、サイズ。ちょっと離れた場所からもよく見えるように大きめに書かないといけないものもあれば、おはじきなど小さいものには、ものすごく小さい字で、でもきちんと名前が識別できるように書かなければいけません。

愛するわが子のためだもの、そのくらい、なんのその!と、最初はきばって、マジックできれいな字で書くのですが、これだけ数があると、手も疲れますし、汚れます。ゆがんでしまったり、間違えてしまったりした場合は、きれいに消して、書き直さなければいけません。もうイライラマックスですよね?

しかも、入園・入学の準備というのは、持ち物に名前を書くだけじゃないのです。名前を書くことだけに、何時間も費やしている場合ではない!のです。お名前書きばかりに気を取られていて、他のものの準備がまだだった!というのでは、笑うに笑えません。

お名前シールでちょちょいのちょい!

そんな忙しいパパさん・ママさんをほんのちょっとだけお助けしたいと思い、サンプルの名前をお子さんの名前に変えて、サクッとプリントするだけでできるお名前シールの本をご用意しました。それが、実例超満載! Wordでできる お名前シール・名札・お知らせハガキのつくり方 」です。

本書では、シンプルな縦書きバージョン・横書きバージョンのお名前シールだけでなく、おはじきなどの小物にも使える極小バージョンやワッペンのように使える丸形・星形バージョン、写真やイラストも入れられるバージョンなど、いろんな持ち物に利用できるお名前シールのサンプルを多数ご用意! 公園や児童館で知り合いになったママさん・パパさんに気軽に渡せる名刺や、入園式や入学式の写真を貼って作るお知らせハガキなどもあるので、入園・入学シーズンだけでなくオールシーズンご利用いただけます。

最近は、家庭用のプリンタでカンタンに印刷できるシール用紙もたくさん出ています。パソコンショップや文房具店、ネットショップなどで探せば、カンタンに手に入れられます。お子さんの名前がプリントされたシールを、お子さん自身に貼ってもらえば、お子さんの自立心を育てるのにも役立つのではないでしょうか?