試験範囲が大幅に変わります
2009年5月、第20回試験より「アロマテラピー検定」1級2級は、テキスト刷新にともない、大幅に出題範囲が変更されます。
これまでのテキストで学習している人は要注意。2008年6月に改訂テキストに沿った学習をはじめましょう。
大きな変更点としては、出題数の増加があります(時間の変更なし)。
- 2級 38問(現行)→ 50問
- 1級 48問(現行)→ 60問
1級2級ともに12問ずつ出題数が増えます。
範囲の変更点としては、新たにアロマテラピーと密接に関わってくる環境に関する問題や、生態系についてなどがこのたび新設され、時代に合わせた出題範囲の見直しがなされています。
たとえば、いま地球が抱える「酸性雨」「海洋汚染」「森林破壊」といった課題の原因と影響についての詳細などを理解しておく必要があるでしょう。アロマテラピーに携わる者としての心構えとして知識だけでなく行動として身につけるというのが、本試験に追加された目的のようです。
さらに、精油の出題数が増え、1級では30種類の精油について問われます。30種の精油の特徴を丸暗記するというのも大変なことです。ここから上位資格をめざしていくのであれば、知識だけ詰め込んでいくのではなく、普段から精油に親しみ用途や香りを体で覚えていくのがおすすめの学習方法です。
次の試験まで約2か月。
改訂新版の『チェック+ポイントですぐわかる アロマテラピー検定試験に合格する問題集 1級2級両対応』は、第20回試験の出題変更に合わせて大幅に内容を改訂、増補しましたので、受験を検討されている方は一度お手にとってご覧ください。
「アロマテラピー検定」とは
(社)日本アロマ環境協会協会が主催する「アロマテラピーを自分自身で楽しんだり、家族、周囲の人に楽しんでもらったり、健康維持のために用いる知識」を問う検定です。1級と2級があり、どの級からでも受験可能です。年齢、経験制限はなく,春と秋の年2回、全国主要都市で開催されます。
本試験に合格後、協会会員となることでアロマテラピーアドバイザーやアロマセラピスト、アロマテラピーインストラクターの受験資格が得られます。
第20回検定:2009年5月10日(日)