正式名称は『文部科学省後援 色彩検定』といい、「社団法人全国服飾教育者連合会(略称:A・F・T)」が主催するもので、色に関する幅広い知識や技能を問う検定試験です。
1990年にスタートしたこの検定は、すでに10年を超える実績があり、志願者数は2004年で累計70万人を超えました。
従来から「感性」によるものと見られがちであった「色に関する知識や技能」を、系統的に学ぶことができますので、誰もが「理論」に裏付けられた「色の実践的活用能力」を身につけることができます。
色に関するスペシャリストのことを『カラーコーディネーター』などという言葉で呼ぶことがありますが、これは国家試験のようなライセンスではありませんので、色彩検定を取得していなくとも色の仕事をすることは出来ます。
しかし、『色彩検定』は「色に関する知識や技能」を社会的に評価する尺度として確実に社会的な認知を得ていますので、色のスペシャリストとして仕事をしてみたい方、また、仕事で色を生かしたい方にはお勧めの資格です。
一方、色のスペシャリストにならなくとも、「年齢、性別、学歴などに関係なく誰でも気軽に取り組める」「日常生活のちょっとした場面で活かす事ができ、楽しく学ぶことができる」といったこともこの検定の評価や魅力につながっています。
そのため生涯教育として受け入れられており、その名にふさわしく、志願者は学生(小学生~)、主婦、お年寄りまで、年齢や性別に関係なく幅広い方に広がっています。
色がない世界はありません。色はすべてのものについています。
さあ!皆さんも、「衣食住」その他あらゆる身近な生活だけではなく、人の心をも彩る色について知ってみませんか?
「ちょっと面白そうだな」と思った方はチャンスかもしれません。まずは基礎の3級から色の世界を覗いてみませんか?
- 今年の検定スケジュール
- 【夏期】6月22日(日)
<申込期間:3月31日(月)~5月8日(木)>
- 【冬期】11月9日(日)
<申込期間:9月1日(月)~9月25日(木)>
- 詳しくは→http://www.aft.or.jp/
試験方式と検定料
級 | 3級 | 2級 | 1級 |
実施時期 | 1年に2回
【夏期】 6月
【冬期】11月 |
1年に2回
【夏期】 6月
【冬期】11月
| 1年に1回
【冬期】1次試験 11月
【 〃 】2次試験 12月 |
試験方式
| マークシート方式
(4択)
| マークシート方式
(4択)
一部記述式
(5~6問) |
■1次試験
マークシート方式(4択)
一部記述式(5~6問)
■2次試験
記述式
カラーカードを使った実技 |
検定料
| 7,000円
| 10,000円
| 15,000円
(1次試験免除者も同じ) |
試験時間
| 70分
| 80分
| 1次試験 100分
2次試験 90分 |
合格ライン | 各級満点の70%前後。問題の難易度により多少変動します。 |
- 近日発売予定
- 色彩検定2級 ポイント集中レッスン
色彩検定3級 ポイント集中レッスン