それが、ケアマネジャーの試験問題集の改訂を担当することになって最初に渡された公式教科書、『介護支援専門員基本テキスト』を見て最初に思ったことでした。
なにせ、1冊最低でも400ページある冊子が4冊。辞書に近い「法令・通知」編はさておき、残り3冊をあわせるだけで1200ページ以上ものボリュームになります。
本当ならば読みたくないのが正直なところ、でも「編集を担当するからには」と思い、受験者のみなさんと同じ立場で3冊を読んでみることにしました。予想に反して、わりと読みやすいことに驚きながらも、ページが100、200、……となっていくにつれ、要点がなかなか頭に入ってこなくなります。気づけばみるみる時間がなくなっていきました。
編集という仕事の一環として読んでいる自分でさえこんなに大変なのに、日々の激務の合間に勉強されているみなさんのご苦労はいかほどのものか……。そんな大変な勉強を少しでも効率的に行っていただくために、問題集を手にとっていただく意味があるのだとあらためて実感しました。
『ケアマネジャー 試験によく出る問題集』は、おかげさまで3回の改訂を重ねるご支持をいただいております。今年は
- 類書を上回る充実の420問
- 合格率アップにつながる完全オリジナルの予想問題
- 過去6年間の「本番」の過去問を精選
- 公式テキスト完全準拠+参照ページ入りの信頼感
- “すべての選択肢”に解説がつくのでわかりやすい
といった特徴はそのままに、白とグリーンをベースにしたさわやかなカバーと、さらに読みやすい本文デザインに刷新し、より気分よくご利用いただけるようになりました。ちなみに本文の色はフランスの伝統色「ローズ・イビス(rose ibis)」を使用しています。どんな色かは、ぜひ店頭で確認してみてください。
ケアマネジャー試験の合格率は30%を切るといわれています。姉妹編の『ケアマネジャー ポイント集中レッスン』と『ケアマネジャー 合格ポイントドリル』とあわせて、難関突破にお役立てください。