Excelでビジネス文書を作成できる?
Excelは、表やグラフを作るだけのものと思っている人はいませんか。Excelで作った表をWordに取り込んで書類を作成するのがあたりまえだと思っている人は意外と多いと思います。
ところがExcelでも報告書や見積書などのビジネス文書はかんたんに作成できます。特に複雑な表を使った文書を作成する際には、はじめからExcelで作ってしまった方が都合がよい場合も多いのです。また、そもそも会社のパソコンにWordがインストールされていないといった場合もあるでしょう。そんなときには仕事に関連する書類はすべてExcelで作成してしまうのも一つの方法です。
Excelでビジネス文書を作成することのメリットとしては、関連する書類をシートに分けて、同じブックに保存することができることです。たとえば、「送付状」「明細書」「請求書」「納品書」などを1つのブックにまとめておけば、別のシートのセルの値を参照できるので、4つの書類を一気に作成することも可能です。
そこで、今回は、Excelでビジネス文書を作成する場合の基本中の基本のテクニックをご紹介します。
セル内で改行する
セルに文字を入力していくと、セルから文字が溢れてしまって、文字が表示されなくなってしまうことがあります。そんなときにはセル内で改行してしまうとよいでしょう。セル内で改行するには、セルを選択した状態で、[Alt]キーを押しながら[Enter]キーを押します。
セルを結合する
タイトルなど書類の中央揃えに配置したい文字列は、セルを結合してから中央揃えにします。セルを結合するには、隣接するセルを選択し、<セルを結合して中央揃え>ボタンをクリックすると文字列が中央揃えになります。
Excelで文書作成に挑戦しよう。
このようなちょっとしたテクニックで、Excelで文書を作成できるようになります。みなさんもぜひ挑戦してみてください。もっとたくさんテクニックが知りたいという人は、「今すぐ使えるかんたんmini Excel 文書作成 厳選技50」がお勧めです。