プログラミングの正しい学び方
「さあ、プログラミングを勉強しよう! でも、どうやって勉強すればいいの?」そんなプログラミング若葉マークの方に朗報です。「3ステップでしっかり学ぶ」シリーズが登場したんです。
英語でも受験勉強でも、「やみくもに勉強する」のではなく、「正しい方法で勉強する」ことがとても重要です。プログラミングを学ぶ時も、同様です。どのように勉強すれば、効率的に、正しい知識を得られるのか? それを考えた上で、学習をスタートしなければなりません。
ここで、学校での勉強を思い出してください。先生に、よく言われませんでしたか?「予習」「復習」をしっかりやりなさい、と。授業の前に内容を予習することで、事前に学習内容の概要を知っておきます。そして実際の授業で学習し、最後に、復習することで、授業で学んだ内容を自分のものにします。これはあまりにも当たり前のことですが、なかなか実践は難しいのが現実です。
3ステップ方式とは
新しく刊行される「3ステップでしっかり学ぶ」シリーズは、この予習→授業→復習のしくみを取り入れました。そして、この3ステップを誰でも無理なく実践できるように、誌面にも工夫を凝らしています。
それぞれの単元の最初は、「予習」で始まります。これから学習することの概要を把握し、心と頭の準備をしておきます。「予習」のパートは短い文章と図で、1ページにまとめられていますので、学生時代に予習が苦手だった方でも無理なく入り込めるでしょう。
そして「予習」の次は、いよいよ「体験」です。実際に手を動かして、コードを入力しながら、「プログラミング体験」をしてください。「体験」のパートは手順ごとに操作を細かく分けて解説しているので、プログラミングに自信のない人でも、書かれている通りに操作していくことで、必ず本の通りにできるはずです。しかし、自分が入力したコードの詳しい内容まではわからないかもしれません。詳しい文法の解説は、次の「理解」で行うことになります。
最後の「理解」は、「予習」で概要をつかみ、「体験」で実践してきたことの意味を学習する場です。これまでやってきたことの復習といってもよいでしょう。大きな図解と、必要最小限の文章で、わかりやすく解説しています。特に図解には自信があります。文章だけではイメージしにくいプログラミング言語の概念を、「目で見て」視覚的にわかるよう、工夫を重ねています。
おわりに
いかがでしたでしょうか?プログラミングに限らず、あらゆる勉強には、勉強の内容とは別に、「勉強の方法」というものがあります。この「方法」をまちがえてしまうと、いくら時間をかけても成果が上がらない、なんてことになりかねません。「3ステップでしっかり学ぶ」シリーズを活用して、無駄のない、プログラミング言語習得への近道を走り抜けてください。
「3ステップでしっかり学ぶ」シリーズは、「Visual Basic」「C言語」が絶賛発売中です。その後も、データベース関連の「MySQL」「Oracle」などなど、続々刊行予定です。「どの本を読めばいいのかわからない」という方、ぜひ「学習方法」という視点で本を選んでみてはいかがでしょうか。