情報処理技術者試験 ~栢木先生シリーズが支持される理由

基本情報技術者試験やITパスポート試験の参考書。皆さんどのような本をお探しですか?

「もちろん、分厚くて字が小さいほど学習意欲が増すね。学習する本なんだからモノクロでいい。とっつきやすさなんて求めないよ。ほとんど出ないところも範囲内ならおさえておきたいしね。⁠メガネキラーン⁠⁠」

そ、そうですか。ストイックな方ですね。ある種、求道者的ともいえましょう。そういう方向もありといえばありですが、もう少しとっつきやすい本がないかな~と思っている方にうってつけなのが「栢木先生シリーズ⁠⁠、通称「猫本⁠⁠。参考書っぽくない外見ですが、受験者の方々に熱狂的に支持され、基本情報技術者分野でAmazonで1位となっています(執筆時点⁠⁠。その秘密はどこにあるのでしょうか?

本文

広い試験範囲から、試験によく出るところだけを解説しています。ややこしいところは身近なたとえを使って、わかりやすくしています。たとえば苦手な方が多い「暗号鍵⁠⁠。公開鍵は「だれでも施錠できるけど、あけられるのは秘密鍵をもつ受信者だけ」ということで、南京錠をイメージしてください。ややこしいところはこんな感じでクリアできます。

イラスト

各節は4-8ページほどで構成。細切れ時間も有効に使えます。それぞれ、各節の内容に関連した、なごみ系イラストでスタートします。頭をほぐしてから学習にかかれます。

クレバー方式

文章がだらだら続くと、どこが重要なポイントなのだかわからなくなりがち。本書は、ひと通りの説明が終わったあとに「A とくれば B」のように重要ポイントを再確認しています。

確認問題

知識を覚えても、問題を解けなきゃ意味がありません。本書では、各節ごとに、関連する過去問題を載せています。覚えた知識をすぐ使って過去問題を解くことで、復習&実践演習することができます。

さあ、栢木先生シリーズで、合格の栄冠をgetしましょう!