その1:試験中に迷ったときは「ダウトワード」を見抜け!
情報処理試験問題は選択問題。どうしてもわからない問題があったらとりあえずマークしておくというのは鉄則です。あてずっぽうにマークするにしても、鉛筆コロガシに頼らず、すこしでも正解に近付ける選択肢の選び方があります。「○○に関する記述のうち、最も適切なものはどれか」という、選択肢が説明文となっているものに使える方法です。それは、「問題に使われている“ダウトワード”」を見つけるというものです。
正解以外の選択肢がどうなっているかというと、① 問題に問われているのとは別の事項についての説明、② まるっきりでたらめな説明、③ 部分的にあっているが全体としては誤っている説明の3パターン。うち③については、極端に全否定したり、妙な限定事項をつけたり、無理に範囲を広げたりして誤りにすることが多いのです。
よく使われる“ダウトワード”は、「○○してはならない」「○○は含めない」「○○の有無にかかわらず」「○○に関係なく」「そのまま○○する」「必ず○○する」「常に」などがあります。これらがでてきたら、その選択肢は誤りの可能性が高いです。
今回の試験問題には、このパターンがいくつかあったのです。
ちょっと邪道ですが、このような方法もあるということで。
その2:もっと効率よく勉強したいときは書込み式ドリルで!
参考書を買ったはいいけど、どうしていいかわからない。読んでもどうも頭に入らない。しょうがないのでひたすら手で書き写してるけど、手も疲れるし、きれいにまとめられない。どうも効率が悪いような気がする。
あるいは、問題をもっと解きたいけど、問題集をぱらぱら見ても、すでに解いたことがある問題ばかり。やったことのないものだけ解きたいのに! どうも効率が悪いような気がする。
そんな方にお勧めなのが、新登場の書込み式ドリル。大好評の「栢木先生の基本情報教室」に完全に準拠していますので、セットでお使いになれます。
大きくわけると、書き込み式の「重要ポイントのまとめ」と、「問題演習」の2つの部分からなります。
「重要ポイントのまとめ」部分は、栢木先生の基本情報教室を読みながら、自分の手で空欄に書き込んでください。すでに重要な箇所をピックアップ済みなので、効率よくまとめノートに仕上げられます。
また、問題演習部分は、単に関連する過去問題を載せただけでなく、さまざまな工夫をこらしています。
「プチ問題」は、過去問題を解く前の前準備の問題。特に計算問題や基礎理論の部分でプチ問題を多くしています。ハードルを低くして解きやすくしてあります。
「確認問題」では、テキストと重複していない問題を集めています。テキストに掲載している確認問題と、どちらを先に解いてもよいでしょう。
このほか、「知っ得情報」は、テキストではスペースの都合で割愛した用語なども載せています。合わせて覚えるとよいでしょう。
手を動かすことはものを覚える一番いい方法。問題を解き終わったら、大型のふせんに自分で調べた独自情報などを書き込んで、問題の上に貼り付けてもOK。空きスペースにも独自情報をどんどん書き込み、あなただけのオリジナルな重要ポイントまとめ集にしあげましょう!