「何を開発するのか」が最初から明確なプロジェクトは意外と少ないものです。開発者にとって、その点を補う能力・発想・着眼を持つことは重要です。本誌では、システム開発において必要とされるさまざまなスキルを、実践・ノウハウ・事例をもとに、詳しく解説していきます。
理想と現実を結びつける要件定義とシステム設計
「もっと快適なシステムにして!」と言うのは簡単ですが、具体的に「こうしてほしい」「こうであってほしい」という点を言葉や文章に漏れなく表すのは非常に難しい作業です。要件定義という工程は、この難しい作業をお客さまと一緒にやっていくものです。そして、それらを開発するシステムの仕様に落としこみ、システムを設計します。本誌ではこれらの工程で求められる考え方や効果的な実践手法を紹介します。
プロジェクトを成功に導くマネジメント
世の中のさまざまな業種と同様、あるいはそれ以上に、IT業界にも失敗プロジェクトの話は山のようにあります。本誌では、PMBOKをマネジメント手法として参照しながら、日々の現場で柔軟にプロジェクトマネジメントを実践し、そしてプロジェクトを成功に導くためには何をすべきか、どのように考えるべきかを、わかりやすく解説します。
抑えておきたい業務知識
ある業務向けのシステムを開発する際には、その業務の特性を反映する必要があります。本誌では、主だった業務ごとに、各業務の基礎知識と、それを支える業務システムの特徴について見ていきます。
さまざまなドキュメントの書き方
設計書、仕様書、議事録に提案書と、開発者は業務でさまざまなドキュメントを作成しています。なかなかに骨の折れる仕事ですが、正しい手順でとりかかればそれほど厄介なものではありません。そのためのノウハウを、各ドキュメントごとにわかりやすく解説していきます。
ほかにも、プロジェクトの人間関係をタイプ別に攻略する試みや、開発者としての理解力や表現力の向上を図るロジカルシンキングなど、仕事にも自分磨きにも活かせる記事が満載です。