21世紀の新しい数学

数学者たちの会話に耳をすましてみる

abc予想解決か!? というニュースや双子素数が進展した話など、数学の未解決問題が世をにぎわせています。その裏側は、解けた、解けないということ以上にドラマティックで、人間味があふれています。そんな世界をちょっぴりのぞいてみませんか。今回、その世界をたっぷり紹介してくれるのは、リーマン予想研究の第一人者黒川信重先生と経済学者で数学エッセイストでもある小島寛之先生です。対談だからこそ語られたおもしろいエピソードが満載です。

数式を絵にして数学センスを磨こう!

⁠図解で磨こう! 数学センスステップ⁠では、オイラーの発見やリーマンゼータなど、本書を読み進めるにあたりイメージをつかんでおくと良い有名な定理や予想が図解されています。式で表されるとわからなくても、小島先生の流れるような説明と図があれば、言いたいのはこういうことだったのか!と思わず膝を打つことでしょう。ふだんから数式や過程を図にするとどういうことになるんだろう? と意識していると、数学センスも自ずと身についていきます。

いよいよ未解決問題攻略の最終兵器登場か!?

クライマックスは、F1スキームという考え方です。言葉は聞きなれないかもしれませんが、演算としては、掛け算だけが関係してきます。それが本当に最終兵器? と思われた方、ぜひ本書をご覧ください。