新社会人の皆さん、おめでとうございます! 5月に入り、そろそろ新しい環境にも慣れてきた頃でしょうか? また、新社会人でない皆さんも、4月は「今年はやるぞ」と気持ちを新たにしていたのが、次第にだらけてきたところでしょうか? そんなときこそ気を引き締めて、もう一度真摯な気持ちで仕事に向き合う、よい機会だととらえたいものです。本日ご紹介するのは、そんなあなたにお勧めする2冊の書籍。「ビジネスメール 気持ちが伝わる! 例文辞典」と「パソコン たったの1秒! 瞬間ワザ」です。
毎日の仕事に欠かせないツール、パソコン。そのパソコンで毎日やり取りするのが、そうメールですよね。けれども、あなたがいつも送っているそのメール、相手に対して失礼なものになっていませんか? たとえば、取引先に商品の価格を尋ねる場合。「弊社への卸価格を教えてください。」では、ちょっと上から目線の印象を相手に与えてしまいます。そこは「弊社への卸価格をお伺いします。」とすることで、丁寧な、腰の低い印象を与えることができるでしょう。
また、取引先の人が病気や事故でつらい状況になってしまったとき、メールでお見舞いの文章を書くことになったとします。そのような時は、どのような表現でお見舞いの意思を表明すればよいでしょうか? ちょっと考えただけでは、意外と適切な表現が思いつかないものです。そんな時は、「一日も早いご回復をお祈り申し上げます」「心からお見舞い申し上げます」といった表現を使うとよいのです。
これらの表現、日常生活ではあまり使わない言葉であることが多くあります。つまり、メールや手紙「ならでは」の表現なんです。そして、こうした表現の引き出しを多く持つことによって、その場その場の自分の感情を、より適切な表現に置き換えて相手に伝えることができるようになります。
ビジネスパーソンとしてメールを送る以上、自分の意思を届けるのに、日常の言葉だけでは足りません。「仕事」モードの表現を学ぶことで、自分の意思、気持ちを120%相手に伝えることができるようになるのが、「ビジネスメール 気持ちが伝わる! 例文辞典」です。
そしてもうひとつ、メールに限らず、エクセルの表計算やワードでの文書作成、インターネットでの調べ物など、仕事に必要不可欠なツールであるパソコンにも、デキるビジネスマン必須のテクニックが山ほどあります。「パソコン たったの1秒! 瞬間ワザ」ではそんなテクニックの中でも、「キーボードショートカット」に焦点を当てています。
たとえば文書の中で特定の文章をコピーして、別の場所に貼り付けたい。そんな場合に、文字を選択してコピーボタンを押す。貼り付け先をクリックして貼り付けボタンを押す、などとしているのでは時間がかかり過ぎます。そんな時は、文字を選択して[Ctrl]+[C]キーを押す。貼り付け先をクリックして[Ctrl]+[V]キーを押しましょう。マウスを動かしてボタンをクリックしなくても、キーボードのキーをささっと押すだけで、同じ操作が実現できてしまうのです。
その他にも、[Ctrl]+[W]でウィンドウを閉じる。[Ctrl]+[Z]で直前の操作を取り消す。[Ctrl]+[N]で文書やメールを新規作成。などなど、パソコンには多くのショートカットキーが用意されています。「パソコン たったの1秒! 瞬間ワザ」には、こうした瞬間ワザが目いっぱい詰め込まれています。普段行っているパソコン操作を瞬間ワザに置き換えて、いつもより早く家路についてみたいものではないでしょうか?
新年度はまだ始まったばかり。4月に思い描いていた「こうありたい自分」をあきらめるのは早すぎます。「ビジネスメール 気持ちが伝わる! 例文辞典」と「パソコン たったの1秒! 瞬間ワザ」という2つの武器を手に入れて、もう一度気分を盛り上げてみませんか? その先には輝かしいキャリアが待っている、かもしれません!