「YouTube」×「動画集客」

無料の動画がお金になる?

今や、月間10億人以上のユーザーが訪れる「YouTube(ユーチューブ⁠⁠。押しも押されぬ人気動画共有サービスとなり、⁠スマートフォンで利用するのは、メールとインターネットとYouTubeだけ」という方も少なくありません。

さて、みなさんはどんな動画を見ますか? もしかしたら、アナと雪の女王の主題歌、⁠Let It Go」をYouTubeで流して口ずさむ、ということもあるかもしれません。

  • 「え?でもそれって違法なのでは?」

ご安心ください。⁠Let It Go」は、なんとディズニーが直々にアップロードしているのです。……しかし、なぜでしょうか?無料で公開せず、CDやダウンロードで販売すればより利益になるのではないか、そう思わざるを得ません。しかしすべての物事には理由があります。これこそが、動画をお金に換えるカラクリなのです。

「動画集客」という新しい潮流

ディズニーが「Let It Go」を無料で公開している理由、それはズバリ動画を広告として利用しているということです。動画を見て映画にも興味を持ってもらえれば、映画館へ足を運んでもらえます。もしかしたら気に入ってもらえて、いずれ映画のDVDも買ってもらえるかもしれません。つまり、動画を無料で公開していても、多くの人に行動を促せれば、結果的に元を取ることができるのです。これはテレビCMをイメージしてもらえれば、わかりやすいでしょう。

これは何も、ディズニーのような大企業に限った話ではありません。例えば、自社商品の特徴を動画でアピールする、実店舗の雰囲気やサービスを具体的に紹介する、というように、中小企業や実店舗の集客にも利用できます。このとき、テレビCMのように凝ったものにする必要はありません。凝った動画は美しいですが、必ずしもそれが集客につながるとは限らないのです。YouTubeで集客を行うのであれば、むしろ、動画の出演者の「人となり」が見えた方がユーザーの興味を引く可能性があります。

本書は、YouTubeの視聴・投稿・設定といった基本操作から丁寧に解説しているので、YouTube初心者の方でも操作に迷いません。また、実践的にYouTubeで集客するための「動画に人を集める方法」⁠動画のクオリティをアップする方法」など、ビジネスに役立つノウハウを紹介しています。従来のWeb集客方法でイマイチ成果が出ず、新たな集客方法を模索している方は、ぜひYouTubeでの集客を試してみてください。