Office 2016で何が変わったのか
2015年9月、Microsoft Officeの最新バージョン「Office 2016」が登場しました。
共同作業がより快適に
Office 2016には、複数人で共同作業をするときに便利な機能が追加されました。たとえば、同じ文書を複数のユーザーが同時に編集したり、クラウドと連携して文書を共有したり、文書の変更履歴を管理したりする機能が向上しています。
操作アシストによるサポート
「操作アシスト」も注目機能の1つです。操作したい内容を入力すると、関連する機能が一覧で表示され、そこから操作することができます。たくさんのリボンの中から必要なボタンを探す手間が減り、よりスムーズに作業を進められるでしょう。
操作アシスト(Word 2016の例)
その他の新機能
他にも多くの機能が追加されています。たとえば、図形に対して透明・半透明のスタイルを設定できるようになりました。用語や機能について詳しく検索できる「スマート検索」は、困ったときに役立ちます。また、新しい種類のグラフや予測シート機能(Excelのみ)などが追加されています。
新しいグラフ(ツリーマップ)
Office 2016を手に入れるには
Office 2016を購入、もしくはアップデートする方法はいくつか用意されています。主なものを見ていきましょう。
- 「Office Premium」が入ったパソコンを利用する
- 「Office Premium」というソフトが入っているパソコンの機種であれば、最新のOffice 2016を利用可能です。
- Office 365 Soloを契約する
- Office 365 Soloは、「毎月使用料を払うことで、常に最新版のOfficeを使うことができる」ものです。
- 永続ライセンスを購入する
- ずっと(永続的に)使えるOffice 2016も用意されています。店頭で「POSAカード」と呼ばれるカードを購入して利用します。
Office 2016は、見た目や使い勝手の面ではそれほど大きく変わっていません。リボンインターフェイスに慣れている方ならば、ほとんど違和感を感じることなく使えるはずです。皆さんもぜひ、新しいOfficeを体験してください。