スマホは子どもにとっても必需品
ご存じのように、社会人にとってスマホは必須のアイテムになっています。このあたりの事情は子どもたちも同じで、友だちどうしのコミュニケーションツールとしてスマホは欠かせない存在になりつつあります。いわゆるガラケーの全盛期には通話やメールが中心でしたが、最近はLINEやInstagramなどのSNSが主流になっています。
「怖いから使わせない」ではデメリットが大きい
子どもにスマホを買い与えるにあたって、親がまず気を揉むのは「ネットの有害情報」や「ネット犯罪」でしょう。「ネット中毒」や「スマホ依存症」の心配をする親も多いと思います。最近は「SNSいじめ」も問題になっています。これらの悪影響を恐れるあまり、子どもにスマホを使わせない親も少なからずいるようです。
前述のように、スマホは現代の社会人に不可欠な存在です。子どもが学校を卒業すれば、必然的にスマホを使うようになります。それまでスマホを使わせず、社会に出てからいきなり解禁するのでは、スタートから大きく出遅れることになります。家ごとの違いはあって当然ですが、どこかのタイミングで子どもにスマホを持たせることは必要だといえます。
安全に使うためのルールを考える
子どもにスマホを持たせるといっても、何でも自由にさせてよいというわけではありません。スマホを使ってよい時間、スマホでやってはいけないことなど、安全にスマホを使うためのルールを話し合いで決めて、それを守らせるべきです。
家族でSNSを活用するのも効果的です。これによって家族のコミュニケーションが活発になり、子どもは親が自分のことを気にかけているのだと自覚するようになるでしょう。
「親子で学ぶ スマホとネットを安心に使う本」では子どもにスマホを持たせるにあたって、親はどんなことを知っておくべきか、どのようなルールを運用したらよいかを解説しています。子どもにスマホを買ってあげる予定の人、子どもにスマホを持たせてよいか悩んでいる人にオススメの1冊です。