同じ古着なのに、売れる人と売れない人がいる
「転売」
- 発売したばかりのゲーム機や家電製品が買い占められる
- 人気イベントのチケットが買い集められて、
それを元値の何倍もの値段で売り抜けている人がいる - そうした人たちは
「転売ヤー」 と呼ばれてネットを中心にたたかれている
おそらくあまりいいイメージはお持ちではないと思います。しかし、
転売で扱われる商材には、
一方で、
古着転売は、
『
- 元手を抑えて始められる。ビジネスモデルがとてもシンプル
- メルカリをはじめとするフリマアプリを利用する人が増えており、
マーケティングを学ぶことで彼らに古着を買ってもらえる - 同業者や競争相手が少なく、
もし強力なライバルが現れたとしても工夫次第で新たな市場を作ることができる
古着転売は「三方よし」
そういわれても、
古着転売は、
これらの転売とは根底から考え方が異なります。価値がないと思われているものに価値を見出すビジネスだからです。リサイクルショップやフリマで安く売られている古着。そのお店では、 その場所では需要がないのかもしれません。でもその古着は、 ネットを通じて全国の人に見てもらえば、 きっと欲しがる人が見つかります。僕が古着転売を宝探しにたとえるのはまさにこれが理由で、 ある人からすれば喉から手が出るようなお宝なのにもかかわらず、 誰もその価値に気がついていないから僕らが代わりに発掘しているのです。 ある商品を買い占めて品薄の状況を作り出し、
恣意的に値段をつり上げるわけでもなく、 古着転売のせいで誰かが損をしたり悲しんだりするわけでもない。 「お店側は売上があがって嬉しい」 「古着を買うお客様は探す手間が省けて嬉しい」 「古着転売ヤーの僕たちは稼げて嬉しい」。古着転売は、 売り手も買い手も世間も喜ぶ、 まさに 「三方よし」 のビジネスなのです。