断言します。パソコン仕事が速い人は、ショートカットキーを使いこなしている人です。
ショートカットキーとは、マウスの代わりに、キーボードだけでソフトウェアを操作する技術のこと。代表的なのはExcelなどでファイルを保存する[Ctrl]+[S]や、さまざまな対象をコピーする[Ctrl]+[C]でしょう。
パソコン仕事が速い人は実はみんなあたりまえのようにこの技術に精通しています。
ショートカットキーを活用すると、マウスを使った場合は時間のかかる操作が一瞬で終わります。コピーや切り取り/貼り付け、保存も一発。特定の領域を何回もクリックしなくてはいけない……、アレの次はコレをクリックしてといったマウスの手間がないので、ショートカットキーに詳しくない人が見ると、まるで魔法のように一瞬で操作を終えてしまうのです。
ショートカットキーを使いこなせるようになると、マウス(タッチパッド)とキーボードを行き来する回数もぐっと減ります。マウスでちょっと操作してキーボードで文字入力なんてことを何度も何度も繰り返すのは時間のムダ。ショートカットキーをマスターすれば、文字入力と操作をシームレスにこなせるのでムダがなくなる。
ショートカットキーは覚えれば強力な武器になるものの、最初のうちは数も多くて覚えづらいのも事実。本書『最速ショートカットキー ―仕事が必ず速くなる一生モノのテクニック』では、重要なショートカットキーを厳選して紹介しているので、そういった心配はありません。パソコン操作が速くなる本当に必要なショートカットキーの知識を身につけましょう。