コロナ禍は、リモートワークを後押しし、さまざまなデジタル・サービスが広く普及するきっかけとなりました。「デジタルを前提にビジネスを変革=DX」も関心を集めるようになったことで、「デジタル」は前提との認識は広がり、今やITの専門職ではなくとも、一定のIT知識が求められる時代になっています。しかし、情報テクノロジーの進歩は目覚ましく、そのすべてについていくのは容易なことではありません。
そんな時代に必要なのは、個々の言葉の意味を知ることではなく、「デジタルの本質や価値、役割を適切に理解し、自分たちの業務や事業に役立てる能力=デジタル・リテラシー」だと、著者の斎藤昌義さんは述べます。次々と登場/進化するテクノロジーに振り回されるのではなく、「全体を広く見渡し、次の変化を先読みし、ビジネスに活かす」ことが、これからの時代は不可欠なのです。
『【図解】コレ1枚でわかる最新ITトレンド[増補改訂4版]』では、「クラウド」「5G」など知らないでは済まされないトピック、さらには「メタバース」「Web3.0」といった最先端の話題まで、その技術の背景や本質が学べるようにしっかり解説。さらに第4版では、「DX」を軸に個々のキーワードをつなげ、これからのテクノロジーとビジネスの関係を、理解しながら読み進められるようにしました。ぜひ、お手にとってご確認ください。