プログラミングのハードル「英語」克服しよう!

プログラミングはなぜ難しい?

「プログラミングの勉強をはじめたけれど、出てくるコードやエラーメッセージの意味がよくわからないし、ちゃんと読む気も起こらない……」そんなふうに感じたことはありませんか? そう感じるのは、プログラミングに関する概念や考え方に不慣れだからかもしれません。コードやエラーメッセージを理解するにあたって、ふだんの生活では馴染みのない概念が必要となったり、異なる考え方を要求されたりすることはたしかです。だからこそ、プログラミングに関する概念や考え方をやさしく教えてくれる書籍がさまざまに出版されているわけですし。

……けれど、ここでもうひとつのハードルがあることは案外見落されがちではないでしょうか。そのハードルとは「英語」です。

ここで急いで付け加えますが、もちろんプログラミング言語それ自体は「英語」ではありません。英語の文法そのままでプログラムのコードが書けるわけではありませんから。けれども、そこに出てくる単語はどうでしょうか。ご存じのとおり、ほとんどが英単語やその略語からきています。ですから、コードやエラーメッセージを見てつい怯んでしまう、そしてやる気がくじかれてしまうのは(もしあなたが英語に苦手意識を持っているなら)無理もないことなのです。

けれど、プログラミングを学ぶにあたって、⁠英語」への理解はどうしても避けて通れません。もしエンジニアとして仕事をするのであれば、コードを読んだり書いたりするのはもちろん、ドキュメントに目を通すにも、同僚とコミュニケーションをとるにも、多少なりとも英語に取り組まなければならないときが来るはずです。

それでも英語を学ぶなら

「それはわかったけど、プログラミングに加えて英語まで学ぶのは大変だし……」そう思ったあなたにご紹介したいのが[コードの気持ちがわかる!]プログラミングの英単語です。

本書はプログラミングやIT業界でしばしば出会う「英単語」のうち150単語に焦点をあて各単語1ページずつで紹介した書籍で、イラストや実例、そして著者ならではのやさしい語り口を通し、プログラミングや英語の知識、さらにはIT業界の知識にさえ触れられることが特徴となっています。一読すれば、プログラミングと英語、どちらも身近なものになってくれるに違いありません。プログラミングと英語、その両方ともっと仲良くなるための一冊なのです。