特集 ジャイアントパンダの魅力

上野動物園には現在、6月23日4歳になったばかりの双子のジャイアントパンダシャオシャオ(オス、4歳)とレイレイ(メス、4歳)がいます。ファンの心を惹きつけてやまないジャイアントパンダの魅力は一体何なのでしょうか?

個性がある!

ジャイアントパンダは、一見同じように見えるかもしれません。でもよく見ると、耳の形や位置、アイパッチ(目のまわりの黒い部分)の形、背中の黒いベルト状のラインなど、違うところがたくさんあります。ラインだけではなく、性格も人のようにさまざまです。レイレイはマイペース、シャオシャオは甘えん坊といった具合です画像1⁠。

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行動やポーズも独特!

竹や笹をひたすらもぐもぐ食べていたり、気持ちよさそうに寝ていたり、活発に動くというよりものんびり過ごしている印象を受けるジャイアントパンダ。しかしながら、肉食から草食へと変わったジャイアントパンダにとって、⁠食べる」⁠寝る」というのはとても大事な活動なのです。そう考えると、食事に夢中になる姿もスヤスヤ眠る姿も愛おしくなりませんか?

また、上野のパンダファミリーのお父さん、リーリーは木登りが大好きで、中国でも高い木に登っているようです。お母さんパンダのシンシンは勢いよく竹をほおばる豪快な食事シーンで私たちを和ませてくれました。

リーリー&シンシンと3頭の子どもたち

シャオシャオとレイレイには2025年6月12日に8歳になったばかりのお姉さん、シャンシャンがいます。2017年に誕生したシャンシャンはパンダブームを巻き起こしました画像2⁠。中国で暮らすシャンシャンはさらに美パンダに磨きがかかったと話題です。

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そんな上野のパンダファミリーの人気の秘密や魅力を、文とたっぷりの写真でお届けする本を2冊ご紹介します。なかなか会いにいくことができないという方にもお楽しみいただける内容となっています。癒されたいという方にもおススメです。

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既刊:「昨年中国へ旅立ったリーリーとシンシンの書籍はこちら」⏫️