2017年7月第4週号 1位は、モバイルサイトのデザインを改善するナビゲーションのヒント、気になるネタはGoogleアプリのカードがよりパーソナルに「フォロー」ボタンで機械学習

ネットで見かけたWebテク（Webテクニック・Webテクノロジー）記事から、Webデザイナーの目で厳選したネタを週刊で紹介するこのコーナー。今回は、2017年7月17日～7月23日の間に見つけた記事のベスト5です。

モバイルサイトのデザインを改善する、重要なナビゲーションのヒントを解説しています。

メールデザインのトレンドをまとめた記事です。

Webデザインにミニマリズムを取り入れるためのヒントを解説しています。

CSSのテキストシャドウによる面白い効果を多数紹介しています。

複数のシャドウをかけることで、3D文字やエンボスのように見せる例を、コードとともに掲載しています。

視差スクロール効果の実例をまとめたショーケースです。背景が微妙に変化するものから、特別なユーザー体験を与えるものまで、いろいろなサイトが解説付きで掲載されています。

CSSとjQueryで視差効果を実装するためのチュートリアル記事も2つ紹介しています。

そのほか、最近の記事の中から、気になるニュース記事を3つ紹介します。

先週の気になるWebサービス

RSSUnifyは、複数のRSSを1つのRSSにまとめて配信できるWebサービスです。最大20までのRSSを指定できます。

MailChimpのようなニュースレター（メルマガ）配信システムで、RSSからメールを自動配信する際に利用する目的で開発されたようです。IFTTTを使ってRSSからTwitterなどに投稿する場合にも便利なはずです。

オプションでタイトルや件数を設定できます。複数のRSSに同じ記事があった場合に、重複したものを削除する機能があるのもうれしいところです。

Googleのモバイルアプリがアップデートして、よりパーソナライズされたニュースを見られるようになります。まだ日本では反映されていないようですが、数週間で日本を含む他地域に拡大するとのことです。

すでにユーザーの検索結果に基づくニュースを表示する機能はあるのですが、フォローや関連記事表示機能が追加されます。たとえばテレビドラマのタイトルで検索したときにフォローボタンが出てきて、フォローするとそのドラマの関連ニュースが表示されるようになるそうです。

Facebookでは友達が共有したり「いいね！」を付けたニュースが表示されるのに対し、Googleはソーシャルグラフに頼らずパーソナライズしたニュースを提供するという対比が注目されています。ユーザーはいいとこ取りして使い分ければいいので、どちらも進化していくことに期待したいと思います。