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2008年8月21日404 Not FoundにURL補完提案機能、Friendster OpenSocialに対応、ECMAScript HarmonyでJavaScript 2.0を目指す

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404 Not Found Customize

Webサーフィン中に404 Not Foundの表示に出くわすことがあります。URLの入力を間違えていたり、コピー&ペースト時に必要な部分が欠落していたり、すでにそのページがない場合など原因はさまざまです。

今回、Google Webmaster Toolsに新しく"Enhance 404 pages"というセクションが実験的に追加され、カスタム可能な404 Not FoundのページにURLの補完機能を提供する試みが開始されました。同機能を活用すると、間違ったURLに対して本来予測していたと考えられるURLを提案できるようになるほか、パレントサブディレクトリへのリンクの提案、Sitemapウェブページの提案、サイト検索クエリの提案や検索ボックスの表示が可能になります。

図1 Google Webmaster Tools - Enhance 404 pages活用例 - Official Google Webmaster Central Blogより抜粋
図1 Google Webmaster Tools - Enhance 404 pages活用例 - Official Google Webmaster Central Blogより抜粋

Google Webmaster Toolsの"Enhance 404 pages"セクションを開くと、こうした提案を実施するためのJavaScriptスニペットが生成できるようになっていますので、生成したJavaScriptスニペットを404表示のコードにコピー&ペーストとして活用します。見た目についてはCSSを調整することでカスタマイズ可能です。

まだ実験的な提案にとどまっていますが、より適切な補完提案を実施できるように機能の改善が続けられており、今後の発展が楽しみな機能です。

Friendster gives OpenSocial

FrendsterはFriendster Developer Programの一環としてOpenSocial v0.7の提供を開始しました。結果として、OpenSocial v0.7に対応したアプリケーションを7,500万人のFriendsterユーザに提供できるようになったことになります。来月にはOpenSocial v0.8への対応が計画されています。

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ECMAScript Harmony

次期JavaScript、JavaScript 2.0のベースとなる仕様には、大幅に機能追加と変更を実施して言語自身を大幅に変更するECMAScript 4と、ECMAScript 3に若干の機能追加と問題修正を実施したECMAScript 3.1の2つの流れがありました。両陣営はこのままでは双方の取り組みが両方ともつぶれてしまうと判断し、プロジェクトを合流させ成果物を絞っていくことで合意しました。

今回の歩みよりで大幅な変更を伴うECMAScript 4の採用は見送られ、ECMAScript 3.1をベースとして、そこにECMAScript 4からいくつかの機能をマージしていく方向で調整が進められています。名前空間やパッケージなどの機能は明示的に不採用が発表されており、今後も取り込まれない見込みです。

ECMAScript 4をベースとしたJavaScriptが2.0として登場するだろうと見越して学習してきた場合には、現状のJavaScriptに若干の変更を加えたものが次期バージョンになるとみて勉強内容を変更した方がよさそうです。いくつか新しい機能も追加されますがシュガーシンタックスとしての扱いになるとみられます。ECMAScript 4がベースとして採用されなかったことに残念な意見もあると思いますが、プロジェクトが統合されJavaScript 2.0の姿が見えてきたことは歓迎できることといえそうです。

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