2010年1月22日(金)、株式会社サイバーエージェントと、ロクナナワークショップは共同で、「Ameba」のサービス企画及び開発の裏側を紹介する1日限定の無料技術カンファレンス「Ameba×ロクナナワークショップ One Day College」を開催いたしました。
各セッションの様子は、ロクナナワークショップイベントサイトにて、映像で公開されています。
マネージメントセッション
1つめのセッションは、Ameba事業本部ゼネラルマネージャー 武石幸之助(たけいしこうのすけ)氏による「マネージメントセッション:ブログ、芸能人、ピグ、モバイル…Amebaってどうやってビジネスしているの?」だ。
一般的にWebサービスやコンテンツは、事業化が難しいと言われている。そんな中、Ameba事業の収支は、今期、ついに黒字となった。
本セッションでは、事業化を達成したAmebaをケーススタディーとして、インターネットのメディアが、どのようにビジネス展開へ発展するのか、解説された。
- マネージメントセッション
- http://event.67.org/?p=1691
データベースセッション
2つめのセッションは、Amebaデータベースエンジニア 岡田達典(おかだたつのり)氏による「データベースセッション:ココまでできるの!?Amebaを支えるMySQLシステム構築」だ。
AmebaのデータベースはオープンソースのMySQLであり、運用しているハードウェアは自作のシステムでできている。
本セッションでは、Amebaで実際に行ってきたMySQLでのSQLチューニングや、レプリケーションを利用したスケールアウト方式、ストレージエンジン別のチューニングの違い、MySQLでのバックアップ/リカバリ、MySQLの性能監視やデータベースの運用を可視化する方法などについて解説された。
- データベースセッション
- http://event.67.org/?p=1699
アメーバピグサーバセッション
3つめのセッションは、Amebaサーバエンジニア 名村卓(なむらすぐる)氏による「アメーバピグサーバセッション:FlashとJavaで作る アメーバピグの裏側」だ。
アメーバピグのサーバーはJavaで動いている。
本セッションでは、大量の同時接続を処理するためのJavaのテクニックや、KeyValue型の分散データベース、安価なサーバーでスケールアウトするためのアプリケーション設計など、アメーバピグを支える裏側の技術について解説された。
- アメーバピグサーバセッション
- http://event.67.org/?p=1702
アメーバピグインターフェイスセッション
最後のセッションを飾るのは、Amebaインタラクションデザイナー 浦野大輔(うらのだいすけ)氏による「アメーバピグインターフェイスセッション:Flashで2.5Dアバターチャット アメーバピグの作り方」だ。
アメーバピグのインターフェイスはFlashで作られている。
本セッションでは、Flashで2.5Dの世界観を表現するための技術、大量のデータを描画するための軽量化/高速化のテクニック、チーム開発のための自作フレームワークと設計、運用開発をサポートするAIRアプリケーションなど、アメーバピグのビジュアルと開発スタイルについて解説された。
- アメーバピグインターフェイスセッション
- http://event.67.org/?p=1704