Microsoft Azureにサーバを構築
開発合宿の成果、トップバッターでご紹介するのは、Azure上で動作する「EC-CUBE×Microsoft Azure用Linuxサーバ」です。Ubuntu Linuxをベースに、構築したものになります。EC-CUBE用のDBサーバ以外の用途でも使える点がポイントです。
開発の目的
技術的には標準のデータベースを利用することも可能ですが、Microsoft Azureのメリットを最大限活用し、いろいろと試す環境を用意するためにVM(バーチャルマシン)として作ることにしました。こうしたお手軽感が、Microsoft Azureの強みの1つと言えるでしょう。
開発の成果
まずは実行画面をご覧ください。
たしかに動いています。
開発のポイントですが、Azure上では簡単にギャラリーからVMをセットアップすることができました。Azure Webサイトで、Azure上のLinuxサーバを利用するため相性抜群です。
たとえば、SSHで端末から簡単にアクセスすることができ、標準のAzureサーバのDBを使うよりも自由度は高くなると言えるでしょう。
開発のポイント
開発者としてではなく、一般のユーザが主にGUIだけ使って扱える範囲でセットアップすることを意識した手順を踏んでみました。実際に試してみて、簡単にセットアップできた点は、さまざまな活用例が考えれると思います。
開発をしてみた感想
セットアップにかなり手間取るかとも思ったのですが、AzureのUIはかなり完成度が高く、戸惑うことなく順調に進めることができました。とくに、先ほど述べた「一般のユーザが扱える環境」という点についてはかなり整備されていると感じました。
このままでは私たちもそのうち仕事干されちゃいますね(笑)
EC-CUBE×Azureハッカソンの感想
今回の開発合宿でEC-CUBE×Azureに触れてみた感想は「お互いかなり良い相性」だということです。ものの30分でEC-CUBEの管理画面から商品を追加できる状態になるんですもの。
今まで手間のかかっていたFTP転送やサーバの設定、SQLやPHPのコーディングなどをまったくせず、ECサイトを立ち上げることができたのは、今までに経験したことのない手軽さでした。
この点を体感できたことが、今回の開発合宿で一番印象に残った点です。